
米デザイナーのザック・ポーゼン(Zac Posen、35)が、開催中のニューヨークファッションウィークにおいて、パステル色を中心とした自身の2017春夏コレクションを現地時間9月12日に披露。
ザックの友人として知られるユマ・サーマン(Uma Thurman)、ジョーダン・ダン(Jourdan Dunn)、マリン・アッカーマン(Malin Akerman)、オリビア・カルポ(Olivia Culpo)などのセレブたちが最前列に陣取る中、波打つような線に仕立てた白のスカートとジャケットに、ゆったりとした白のサンダルという組み合わせから始まったショーは、多彩な色と女性らしいスタイルに満ちたものだった。
シルエットは、おおむねコンサバ寄りで一貫しており、ペイズリー柄のオレンジ色のプリントにレモンイエローのジャカード織ドレスなどがAラインで提供されていた。ラベンダー色やベビーピンク色のコットンのラップドレスに加え、ショーの中盤では、メタリックのポルカドットを配した白のプロムドレスや、ちょっぴりメタリックな光沢を付した踵まで届くレモングラス色のドレスなどで華やかさをアピールしていた。
ショー後半の目玉となったのは、輪郭が明快なシルエットのメッシュ生地に、ミントグリーンの立体的なビーズを配したストラップドレスや、薄いブルーとグリーンのローズ柄を配した床まで届くシアドレスで、ポーゼンらしさを感じさせるグリーンの花柄を全体に散らせたガーゼ地のボールガウンなども披露されていた。
この日ランウェイを歩いたモデルたちのヘアは、頭頂で少し髪を緩めたポニーテールやソフトカールでまとめられ、メイクはシンプルに、濃茶色のラインをまぶたに、唇をピンクローズに塗る程度に留めてられていた。
同じ日に行われた「オスカー デ ラ レンタ」(Oscar de la Renta)のショーと同様に、ポーゼンもこの2017春夏ショーではモデルの足元にはハイヒールを避け、それぞれのアンサンブルに合ったカラーのグラディエーターサンダルを履かせ、新しいコレクションの若々しさと新鮮さを強調させていた。
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