
人気歌手のテイラー・スウィフト(Taylor Swift, 26)の弟オースティン(Austin, 24)が、ピアース・ブロスナン(Pierce Brosnan)主演の映画で役者デビューを飾ることが分かった。
オースティンは『007/ゴールデンアイ』などでジェームズ・ボンドを演じたピアースが主演するスリラー『I.T.(原題)』に抜擢され、9月公開の同作の最新予告編に登場した。
『I.T.』はコンサルタントからハッカーに転身したジェームズ・フレッシュヴィル(James Frecheville)演じるキャラクターが、関係が悪化したピアース扮する裕福なビジネスマンの娘をストーキングしたり、彼の命を狙ったりしてその人生を破壊しようとするストーリーだ。
オースティンの役は現時点では不明だが、目ざといファンは予告編映像がスタートしてから約1分30秒のところでオースティンの姿を目撃した。
テイラーは昨年9月、撮影セットにいるオースティンの写真をネットで公開し、弟を誇りに思う気持ちを明かした。
「弟のオースティンが映画初出演。本当に誇りに思うわ」とテイラーは写真にキャプションを添えた。
テイラーとオースティンは仲が良く、良い時も悪い時もお互いを支え合ってきた。ラップ歌手のカニエ・ウェスト(Kanye West)がテイラーの名誉を傷つけるような歌詞を含む新曲「Famous」を2月にリリースすると、オースティンはカニエがアディダスとコラボしたスニーカーをゴミ箱に投げ捨てる動画を公開した。Instagramに投稿されたこの動画で、オースティンは950ドル(約9万6,700円)もする「ムーンロック・イージー・ブースト350」のスニーカーをつかみ、ゴミ箱に投げ捨てている。「春のクリーニングの前に幸先の良いスタート。さてもう一度だ」とキャプションを添えた。
物議をかもしている同曲には「オレとテイラーは今でもセックスする気がする。あのビ*チを有名にしたのはこのオレだ」という歌詞がある。
カニエと妻でリアリティスターのキム・カーダシアン(Kim Kardashian)はテイラーの名前を出す許可を本人からもらったと主張している。テイラー側は否定しているが、キムは7月、テイラーがカニエとの電話で許可を与えたように聞こえる証拠動画をSnapchatで公開した。この動画でカニエが歌詞の使用について巧みな言葉で説得を試みると、テイラーは「うーん、いいわ、あなたが良いと思う歌詞を使えばいい。どちらにしろ、悪ふざけにしか聞こえない。言ってくれてありがとう。本当にうれしいわ」と言うのが聞こえる。
テイラーはその後、曲の中で「ビ*チ」と呼んでいいという許可はしていないとする声明を出し、ウソつきだとほのめかしたキムを中傷行為だと非難した。
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