
『X-MEN』シリーズなどで知られる俳優マイケル・ファスベンダー(Michael Fassbender, 39)とスウェーデン出身の女優アリシア・ヴィキャンデル(Alicia Vikander, 27)は2014年、『The Light Between Oceans(原題)』の撮影を通じて付き合うようになった。初めて出会ったのは撮影セットだと広く報じられているが、実際にはバレリーナとしての経験が豊富なアリシアが映画祭などのイベントでダンスの腕前を披露し、マイケルを圧倒したことがきっかけだったようだ。
「トロント映画祭や英国アカデミー賞で会っていたけれど、ダンスフロアの上だけだったわ」とアリシアはエンターテイメント情報サイト「ET Online」に説明した。
カーリー・スティール(Carly Steel)記者はインタビューを続け、マイケルのダンスを見た時は上手だと思ったと振ると、彼は「自分でもそう思っていたけれど、彼女がダンスを始めたら、自分があまりにも不器用に思えたよ」と答えた。
アリシアとマイケルがきちんとお互いを紹介したのは『The Light Between Oceans』のリハーサルだった。夫婦を演じるのに必要な相性の良さ築くために必死の努力をする必要はなかったとマイケルは認め、「最初からあった感じがしていた」と理由を説明した。
見つけた捨て子をこっそり養女にする夫婦を描く同作は、アワードシーズンに最適な骨太のドラマに思えるが、キャストらは寒さをしのぐためダンスしたり、メイクアップ用の小屋の中でBB銃で遊んだりして、明るいムードを心がけていたようだ。
「みんなの顔写真を壁に貼って、それを的にしていた」とマイケルはつけ加えた。「それに、朝にはノリのいい音楽をかけまくってダンスしていた」
マイケルとアリシアは私生活をほとんど明かそうとしないことでも有名で、めったに交際について語らず、レッドカーペットで一緒に姿を見せることもない。
しかし『リリーのすべて』の演技が高く評価され、今年3月のアカデミー賞(R)で助演女優賞を受賞したアリシアは、会場でマイケルにキスをしてみせた。
『The Light Between Oceans』は9月2日に全米で公開され、11月にイギリスでも公開される。
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