
英女優のヘレン・ミレン(Helen Mirren, 70)が、『ワイルド・スピード』シリーズ第8作にカメオ出演することの不安を告白した。
ヘレンは今週からアトランタで撮影がスタートする同シリーズ最新作に出演する。しかし不安を感じているのはカーアクションではないようだ。
「すごく不安だわ」とヘレンは米Entertainment Weekly誌に語っている。「(これほど長く)シリーズを続けている人たちと一緒にセットに入ると、自分以外は基本的にお互いをよく知っているし、どう振る舞えばいいか、何をしているのかを分かっているからよ。でも私は新人のド素人なの」
幸い、同シリーズに出演したい気持ちを公言してきたオスカー女優のヘレンは、撮影現場に新しく加わった唯一のメンバーではない。シャーリーズ・セロン(Charlize Theron)が同シリーズで初めて女性の悪役として出演するほか、若手俳優のスコット・イーストウッド(Scott Eastwood)も参戦する。第8作にはヴィン・ディーゼル(Vin Diesel)、ドウェイン・ジョンソン(Dwayne Johnson)、リュダクリス(Ludacris)、カート・ラッセル(Kurt Russell)、ジェイソン・ステイサム(Jason Statham)、タイリース・ギブソン(Tyrese Gibson)らも引き続き出演し、ヘレンはチームの仲間に入れてもらえればと願っている。
「私の撮影は1日しかなくて、きっとぶち壊しにしてしまうわ」とヘレンは笑ってつけ加えた。「みんなやさしく接してくれると思う。そうしてくれるとうれしい」
しかしヘレンがスクリーンで運転席に座ることはなさそうだ。劇中でハンドルを握ってみたい気持ちはあるものの、プロデューサー陣は別のストーリーを用意している。
「将来にはそうなるかもね。『ワイルド・スピード12』くらいで」とヘレンはジョークを披露した。
F・ゲイリー・グレイ(F. Gary Gray)監督がメガホンをとり、ヴィンが主演を務める同作は来年4月に全米で公開される。さらに第9、10作の製作も決定している。
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