
総合格闘技家で元UFC世界女子バンタム級王者のリンダ・ラウジー(Ronda Rousey、29)は、スポーツウェアブランド「リーボック」(Reebok)の最新広告に登場。その広告の中で、ロンダは美しさとは他人様の基準で強いられるものではないことを強調している。
「自分の欠点や自分に足りないものを、自分は隠さず示そうとずっとしてきた」と、広告クリップの中でロンダは視聴者に語りかけている。
「メイクなしに外を歩くのは、自分の顔が好きだから。他人からいつも完璧に見えることに力を入れるよりも、ただ自分そのものでいるようにしている。本当は、それが誰にとっても現実に合っている。他人が自分に何を求めるか、何がわたしに合っていると他人が思うかは、二の次のことでいい」
格闘技家としてのキャリアの一方で、映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』にも出演、これから撮影される989年映画『ロードハウス 孤独の街』のリメイク版では、オリジナルで今は亡きパトリック・スウェイジ(Patrick Swayze)が演じたヒーロー役を演じる。今後ハリウッドのレッドカーペットにおいて、並み居る美人女優たちに交じって登場することに対して、自分のルックスがどう他人に写るかに対してロンダが気後れすることはないだろう。
「完璧とは何か」と、ロンダはCMクリップの中でさらに続ける。
「完璧というのは、リングの中で試練により試されていないということ。ならば、完璧というのは、どんな批評家をも黙らせられるものでは決してない。わたし?そう、わたしは完璧でないので、まったく結構」とロンダ。
「多くの女性は、自分以外のひとを満足させようとし過ぎている。誰もと同じに自分が見えなくて、何がいけないの?そうでなくても人生は続き、自分を愛することに何ら支障はないよね。そういった好例がたくさんあることを、もっと世界は知るべきよ」
(C) Cover Media
※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。