
高級靴のブランドとして世界的に名高いジミー・チュウ(Jimmy Choo)が、世代もバックグラウンドも違う7人の女性をモデルに起用した創設20周年記念キャンペーンを展開することになった。96年にシューズ・デザイナーのジミー・チュウとVOGUE誌のアクセサリー・エディターだったタマラ・メロン(Tamara Mellon)によって創設された同ブランドは、サラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)やジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)など名だたるセレブから熱愛されている人気ブランド。9月からスタートするキャンペーンにはアンバー・バレッタ(Amber Valletta)やサーシャ・ピヴォヴァノヴァ(Sasha Pivovanova)、ミラ・ジョヴォヴィッチ(Milla Jovovich)、レキシ・ボーリング(Lexi Boling)、テイラー・ヒル(Taylor Hill)、ジャスミン・トゥークス(Jasmine Tookes)、シャオ・ウェン・ジュ(Xiao Wen Ju)が起用されており、ジミー・チュウの公式ウェブサイトではビデオも同時公開されることになっている。
「2016年秋のキャンペーンには、過去20年間と今後のジミー・チュウのブランド・バリューを体現する女性たちが登場しています。このキャンペーンは現代的な女性像を示すものであると同時に、大胆な新時代の始まりを告げるものでもあるのです」と、同ブランドのクリエイティブ・ディレクターを務めるサンドラ・チョイ(Sandra Choi)はコメントしている。
サラ・リチャードソン(Sarah Richardson)がスタイリングを手がけ、クレイグ・マクディーン(Craig McDean)が撮影を担当したキャンペーンは、ニーハイ・ブーツやストラップ付きのスティレットヒールなど様々なデザインの靴を着用したモデルたちの姿をとらえている。薄紫色の背景の前で濃い紫色のブロックに座ってポーズを決めているモデルたちについて、Footwear Newsは「各自がフレームを自由に使って、有無を言わせぬ存在感を発揮している」と評している。
同ブランドは20周年記念キャンペーンと並行して、俳優のジェームズ・ジャガー(James Jagger)を起用した秋のキャンペーンも展開することになっている。
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