
『アベンジャーズ』シリーズなどで知られる俳優のロバート・ダウニーJr.(Robert Downey Jr.)とクリス・エヴァンス(Chris Evans)が23日、死ぬ前に会いたいという末期患者のファンの願いを叶え、現実世界でもスーパーヒーローとなった。
マーベル作品でそれぞれアイアンマンとキャプテン・アメリカを演じるロバートとクリスのコンビに加わったのは、『アイアンマン』シリーズに出演しているグウィネス・パルトロー(Gwyneth Paltrow)。彼女は今月、白血病で闘病中のライアン・ウィルコックス(Ryan Wilcox, 18)さんが最期の願いとしてあこがれのスターに会いたがっていることをInstagram上のキャンペーンで知った。
その願いを叶えるため、グウィネスはロバートとクリスに協力を求め、ライアンさんが暮らすカリフォルニア州サンディエゴを訪問することを提案。自ら運転することを申し出た。
グウィネスはロバートとクリスが駐機場で自分に向かって歩いてくる写真をInstagramに投稿し、こうキャプションを添えた。「さあ、やるわよ、#RyanStrong」
またグウィネスは、カリフォルニア上空を飛ぶヘリコプターの中の様子を撮影した短い動画も公開。3人ともライアンさんをこれから驚かせることにワクワクした様子で映っている。
グウィネスはライアンさんが誇らしげにキャプテン・アメリカのTシャツを着て、わざわざ訪れてくれたスーパーヒーロー2人に挟まれて写っている写真を公開し、SNS活動を終えた。
「今日、ライアンはちょっとしたサプライズを受け取ったわ」とグウィネスは書き込んでいる。「最高のクリスと、職業上の夫ロバート、今のままのあなたたちでいてくれて感謝。そしてウィルコックス家のみなさん、おもてなしをどうもありがとう!」
クリスもTwitterでライアンさんとの面会について語り、こうツイートした。
「今日、ライアン・ウィルコックスという本物の戦士と握手することができた。僕がどんなに願っても、彼ほどクールにはなれそうもない。ウィルコックス家のみなさん、おもてなしをありがとう! そしてこれを実現してくれた大好きな友人のロバートとグウィネスに熱いハグとキスを!」
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