
米ファッションモデルのリアノン・マッコネル(Rhiannon McConnell)は、世界の有力ブランドのコレクションショーでランウェイを歩くトップモデルになった今も、自分のことを生れ育った頃と同じのままな“カントリー娘”だと感じているという。
この1年は、特に「グッチ」(Gucci)のクリエイティブディレクターであるアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)に抜擢されて、グッチのファッションショーの顔ともなってきているリアノン。可愛いそばかすとプクッと膨らんだ唇が魅力的な彼女は、現在ニューヨーク市と自分が生まれ育ったテネシー州の町を往復する生活。そんなリアノンは、普段の服装はいたって昔からまったく変わっていないのだとか。
「サンドレスに、カウガールシューズ、帽子やデニムジャケットには自分のイニシャルがバッチリ入っている。これ以上、カントリーはないというものなの」と、リアノンはVogue.comに対して微笑んだ。
もっとも、ファッション自体には子供の頃から関心が高く、「わたしはブティックがあるショッピングモールで育ったようなもの」と、リアノンは言う。モデルとしてスカウトされたのも、故郷ジャクソン・シティ市のショッピングモールでのことだそうだ。しかし、モデルとしての彼女の本格的な成功は、グッチに見出されてから始まった。
「グッチとそのスタッフと一緒に仕事をさせてもらえているのは、わたしのキャリア、いや人生でおいて一番努力が報われた経験になっている。わたしのキャリアをキックスタートしてくれたのよ」
モデルの仕事以外にリアノンが情熱を注ぐのは、ヘルシーで倫理的なライフスタイルを過ごすことのようだ。リアノンは、2年前からは婚約者の助けも借りて、ベジタリアンになっている。
「肉類を食べることはやめようとずっと思っていたのだけれど、どうやったらいいか、彼に教えてもらうまでよくわからなかったのよ。ベジタリアンになったのは、動物たちのことをただ思ってのこと。動物すべてを愛するなら、動物を食べるべきではないと思うの」
自分が尊敬するファッションアイコンとしては、今年プラスサイズモデルとして初めて米カジュアルブランド「アメリカン・イーグル」(American Eagle)のランジェリーラインの広告の顔の仕事を勝ち取ったバービー・フェレイラ(Barbie Ferreira)の名をリアノンはあげる。
「バービーが体現していることの何もかも素敵だと思う。すべての女の子たちにとって、彼女はインスピレーションを与えてくれるわ」
(C) Cover Media
※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。