
女優のシャーリーズ・セロン(Charlize Theron)が、『ワイルド・スピード』シリーズ第8作に出演することが決まった。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で見事なハンドルさばきを見せたシャーリーズは今年2月、『ワイルド・スピード』第8作に出演する交渉に入ったと噂されていたが、ここへきて契約にサインしたと米映画情報サイト「Deadline」は伝えている。
シャーリーズは新作でメガホンをとるF・ゲイリー・グレイ(F. Gary Gray)監督と、2003年に公開されたリメイク版『ミニミニ大作戦』で一緒に仕事をしたことがある。
シリーズを通じて主演を務めるヴィン・ディーゼル(Vin Diesel)に加え、ドウェイン・ジョンソン(Dwayne Johnson)、ミシェル・ロドリゲス(Michelle Rodriguez)、タイリース・ギブソン(Tyrese Gibson)、リュダクリス(Ludacris)らおなじみの顔ぶれも、現在世界歴代興収記録で6位のシリーズ第7作『ワイルド・スピード SKY MISSION』に続く作品に出演する予定だ。
シャーリーズが扮するキャラクターについての詳細は不明だ。
新作の撮影は5月からスタートし、2017年4月に公開が予定されている。
新作は『ワイルド・スピード』シリーズのフィナーレを飾る3作品の1つとなる。主人公のドミニク・トレットを演じるヴィンは先日、第10作でシリーズが完結すると明言した。
ヴィンは2月、第9作が2019年4月、最終第10作が2021年4月に公開されるとInstagramで発表。次のような言葉を添えて公開日を明かした。
「20年。10本の映画。1つのサーガ」
シリーズ第1作『ワイルド・スピード』は2001年に公開された。過去にはジェイソン・ステイサム(Jason Statham)やルーク・エヴァンス(Luke Evans)、ジョン・オーティス(John Ortiz)らが悪役を演じてきた。
シャーリーズはシリーズ史上初めて主要な悪役を演じる女優となるが、女性総合格闘家のジーナ・カラーノ(Gina Carano)とロンダ・ラウジー(Ronda Rousey)が、それぞれ第6作『ワイルド・スピード EURO MISSION』と第7作『SKY MISSION』に用心棒役で出演したことがある。
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