
いつもステキなファッションで魅せてくれる英出身の豪女優ナオミ・ワッツ(Naomi Watts)だが、そんな彼女がこれだけは苦痛だと言い切るのがハイヒール。
「レッドカーペットイベントは自分を表現することが出来て楽しいのだけれど、ハイヒールだけは、どうしても履かなければいけない時以外は、絶対わたしは普通には履かないものなのよ」と、アカデミー賞へのノミネート2回を誇るナオミはNew Beauty誌に対して打ち明けた。
2005年以来、米俳優リーヴ・シュレイバー(Liev Schreiber)と安定した恋愛関係にあるナオミは、家では普段あまりメイクをしないという。メイクに時間をかけるよりは、リーヴとの間の二人の息子、アレクサンダー(Alexander、8)君とサミュエル(Samuel、7)君と過ごす時間を増やしたいと思っているからだ。
「間違いなくわたしは、髪が濡れたままでいつも家の外に出かけちゃうタイプの人間だわ。コンシーラーにブラッシュとマスカラぐらいはするけれど、それもしない時が多いの」
ボトックス注入の是非に関する議論や、ハリウッドにおける整形手術の氾濫については、ナオミは”同僚たちを慮って”強い意見を表明することを避けた。
「わたしとしては、ボトックスを試みるのはハードルが高いのだけれど、しないという欲求に抗することが大変なのもよく分かる。こういうことに関して、他のひとがどうしようが、わたしはそれに対して何か判断を下すようなことはしないわ」と、ナオミ。
「もちろん、わたしも出来るだけステキに自分を見せたいとは思うけれど、役にあった年齢に見えるべきだし、自分が演じたいと思う役の女性は、たいがい何か大変な経験を物語の最中に経験しつつあるというものばかりだしね。でも、ボトックスを自分は絶対しない、とまで言い切ることはしないでおくわね」
そんなナオミが愛好しているのが、トライアドフェイシャル(Triad Facial)美容法。クリスタルの粒子を表皮にあてて、LED光を照射した後、優しくピールするというもので、これと上手なメイクがナオミの美しさの秘訣だそうだ。
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