
『ピッチ・パーフェクト』シリーズが大ヒットした女優のアナ・ケンドリック(Anna Kendrick, 30)は、人生に不満を抱えているが、その理由を特定できずにいるようだ。
アナはハッピーでポジティブなキャラクターを演じることが多いが、今は新作の台本を受け取ると、人生に迷い、傷つきやすいキャラクターに興味を感じている。自身も人生で同じ経験をしているという確信があるからだ。
アナはバイオグラフィー専門サイト「Biography.com」とのインタビューで、こうしたキャラクターから出演を選ぶとすれば、そのキャラクターの強さを探すと答えている。想像していたよりキャリアがうまくいっているにもかかわらず、自分でも焦燥感を感じている理由を見出そうとしているという。
「私が人生で今まさに経験していることが反映されているからなのは間違いないし、とても傷つきやすい時期で、自分の強さを探し求めている段階にいるからよ」とアナは説明した。「ある意味、すぐにその責任を負わせるものがあれば、不満を感じるのはずっと簡単なことよ。経済的な不安定さや、好きなことを許されていないことがそれに当たるわ。まさに好きなことを仕事にできているし、夢で見たよりもずっといい状況にいるのは興味深いことだわ。今は人生の別の側面に気を配って、自分が本当にほしいのは何かを見つけ出そうとしているところなの」
「好きな仕事をしているから、そうじゃないことに不満の責任をなすりつけることはできない。まさに最高だけど、最も怖い場所でもある。今は心の整理をつけなくちゃいけない時期なの」
そんなアナは年内に6本の作品が控えている。コメディ映画『Mike and Dave Need Wedding Dates(原題)』、スリラー映画『The Accountant(原題)』、そして声優を務めるアニメ映画『Trolls(原題)』などだ。
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