
女優やTV司会者として活躍するウーピー・ゴールドバーグ(Whoopi Goldberg)が、女性向け医療用マリファナを扱う会社を立ち上げた。
『ゴースト/ニューヨークの幻』などで知られるウーピーは、マヤ・エリザベス(Maya Elisabeth)とタッグを組み、月経不順で苦しむ女性向けのマリファナ製品「Whoopi & Maya」を提供する。
「あまりハイにはなれないけど、これは不快感を取り除くためだけにある製品なの」とウーピーは米Vanity Fair誌に語っている。「マリファナを吸うことは良くても、ほとんどの人はマリファナを吸って仕事に行くことはできないわ」
「これなら財布に入れておける」とウーピーは続けた。「仕事中でも下腹や腰に塗れるし、帰宅したらバスタブに入れたり、お茶をいれたりできるし、寝るまで何かをやり続けられる」
ウーピーはアメリカでのマリファナ合法化をかねてから主張しており、緑内障の症状を和らげるために使用している。会社を立ち上げることは家族に勧められたと説明しているが、あまりにも「ニッチ」なため、製品のコンセプトについては抵抗もあったという。
「ねえ、そのニッチは地球の全人口の半分なのよ」とウーピーは笑った。「まるで他人を冗談半分で無視する人たちみたいだわ。生理痛のことを話すと必ずそうされるように。この製品のターゲットを考えたことがないですって? 私には成人した孫娘たちがいて、ひどい生理痛で苦しんでいる。だから『こういうことに取り組みたい』と言ってやったわ」
同製品は4月からカリフォルニア州で販売が開始される。
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