
米リアリティ番組「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」で知られ、モデルとしても活躍するケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner, 20)が、ニューヨーク市内で押し倒された少年のファンを助ける場面を目撃された。
キム・カーダシアン(Kim Kardashian)の異父妹としても知られるケンダルは3月29日、親友で同じく人気モデルのジジ・ハディッド(Gigi Hadid)と街に繰り出し、マンハッタンのトレンディスポット、チェルシー地区にあるペットショップで子犬を眺めていた。すると人気モデルの2人を一目見ようと、大勢の野次馬とパパラッチが店の外に集まってきた。2人が店から出ようとすると、群衆が押し合いへし合いの騒ぎとなり、少年が押し倒される事態となった。
その様子を見ていたケンダルはすぐに駆け寄り、少年にケガがないか確認。米芸能情報サイト「TMZ」が入手した動画には、ケンダルが少年に話しかけ、笑顔で写真撮影をする場面が映っている。
ケンダルはその後、待機していた車に向かったが、そうするうちに右腕を上げる様子を撮影された。ケンダルの写真を撮ろうとするあまり、近づきすぎたパパラッチのカメラを、自分の顔から押しのけるような仕草に見えている。
ケンダルは常日頃からパパラッチに対する嫌悪感を公言しているが、今回のトラブルについてはコメントしていない。しかしつい最近も、3月上旬にパリ市内で起きたトラブルではパパラッチを殴ったと報じられ、反論したばかりだった。
その時もジジと一緒だったケンダルは、パパラッチに向かってパンチを繰り出したと伝えられた。ボディガードが割って入ってケンダルとジジを引き離し、パパラッチを怒鳴りつけたとされている。
「私がパパラッチに対して怒りを感じているのはみんなも知っている通りだけど、そうは言ってもあの人に触ってはいないわ」とケンダルは自身のアプリでパリでのトラブルについて語っている。「ジジとボディガード、そして私はコンガライン(コンガダンスのように前の人に両手をかけて列になること)になって一緒にクラブから出たの。すると突然、このパパラッチが顔のすぐ前で写真を撮り始めた。体から数センチというパーソナルスペースに入っていたわ。すごくイヤだった。私が求めるのは息ができるくらいの少しのスペースなのに、彼はそれを尊重しなかった」
「だからカメラをつかんで体から押しのけたの。カメラを押して、同時に体から遠ざけるように」とケンダルは続けた。「もちろん、その時の腕の動きがパンチを繰り出しているように見える理由なの。実際は全然違うわ! 彼とカメラを顔から遠ざけたかっただけよ!」
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