
イスラエルの女優ガル・ガドット(Gal Gadot、30)は、現在公開中の映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でDCコミックの人気ヒロインであるワンダーウーマンを演じたが、2017年に公開予定の映画『Wonder Woman(原題))でもタイトルロールの同役を務める。しかし、ガル曰く、その映画におけるワンダーウーマンは、今回の『バットマン vs スーパーマン』で姿を見ることの出来る彼女とはだいぶ趣が違うのだという。
「この単独モノ(スタンドアローン)の映画でのワンダーウーマンは、『バットマン vs スーパーマン』に登場するワンダーウーマンとは、ちょっと違って思えるはずよ」と、ガルはビデオゲーム&SF・特撮などを取り上げる情報サイトIGNに対して語った。
「スタンドアローンの『Wonder Woman』は、彼女の青春を描く成長物語で、時間的には話が過去に戻るの」
同じキャラクターの異なる時期を演じる挑戦は、ガルにとってやり甲斐のある楽しいものだったようだ。それぞれの時期にそれぞれ成長を見せるこのスーパーヒーローを演じる顔となったことに、ガルは大いに喜びを感じている。
「スタンドアローンの映画での、彼女はもっとナイーブで純粋。若い理想主義者で、男性についても世界全般についても、いかにそれらが複雑でやっかいなものなのかをまだ理解していないの。一方、いま公開されている『バットマン vs スーパーマン』における彼女は、とても多くのことを経験してきているキャラクターになっているから、双方をやらせてもらえたのは、わたしにとって演技の創造力を磨くという面で素晴らしいことだったわ」と、ガルは破顔した。
1975 年から1979年にかけて、リンダ・カーター(Lynda Carter)がTVドラマで演じた最初の実写版ワンダーウーマン以来の、ガルは新たなワンダーウーマンである。
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