
女優のキルスティン・ダンスト(Kirsten Dunst, 33)と俳優のギャレット・ヘドランド(Garrett Hedlund)は、共に家族を中心とした人生の展望を描いている。
キルステンは2012年、映画『オン・ザ・ロード』での共演がきっかけで出会ったギャレットと交際をスタート。これまで関係がうまくいっている理由は、お互いに優先していることが同じだからだと考えている。
「私たちはお互いに自分のことをするのが得意だけど、一緒に何かをすることも上手なんだと感じているわ」と2002年から2004年まで俳優のジェイク・ギレンホール(Jake Gyllenhaal)と交際していたキルステンは英InStyle誌で語っている。「他の人と付き合っていた時は、とにかく関係に絡め取られていた。すべてを一緒にしなくちゃいけなかったの」
「自分の中では思いやりだと思うこと、そして家族志向の人が、彼の中に反映されているのが見える。いいこと、これは今まで最も長続きした関係なの。だからうまくいっているのは確かでしょ?」
そんなキルステンが近い将来に望んでいるのは、バージンロードを歩くことだ。しかし、セレブらしく盛大な式を挙げることは考えておらず、もっと親密な式を計画しているという。
「結婚したい気持ちはあるわ。30代半ばから後半で実現するとしたら、親密なものにしたい」とキルステン。「市庁舎に行って、ディナーパーティーを開いて、友だちや家族とDJの音楽で楽しむ。40歳の誕生日みたいなものにするつもりよ」
キルステンは1994年の映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』でブレイクを果たし、その後も『若草物語』や『ヴァージン・スーサイズ』、『恋人にしてはいけない男の愛し方』などの話題作に立て続けに出演した。
また、様々な会社のキャンペーンでも仕事をしており、本流から外れた仕事がなかったら映画で演じる役を選り好みすることはできないとも認めている。
「ファッションや美容のキャンペーンがなければ、出演作にこだわりを持って選ぶような経済的な余裕はなかった」とキルステンはハリウッドにおける男女差別について質問されると、そう答えている。「まさに、その意味で女性を支援している業界はそれだけよ」
キルステンは常にハリウッドで自分らしくいられるように全力を尽くしてきた。歯列矯正を勧められたことも何度かあったが、外見を変えることは拒否してきたという。
「16歳の時、ソフィア(・コッポラ、Sofia Coppola)に『歯は絶対に変えないで』と言われたの。『スパイダーマン』に出演が決まった頃には、『歯列矯正を受けるべきだ』と言われていたわ。でも私は『いいえ、これがあっての私なの』と答えていた。別人になる必要なんて感じたことはなかったわ」
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