
米ドラマシリーズ「HOMELAND/ホームランド」などで知られる女優のモリーナ・バッカリン(Morena Baccarin, 36)が、別居中の夫で映画監督・脚本家のオースティン・チック(Austin Chick)との長引いていた離婚手続きを終えた。
最新作『デッドプール』が大ヒット中のモリーナは2015年、その4年前に結婚したオースティンと別居。米エンターテイメント情報番組「E! News」によると、裁判所は17日、元夫妻に対して「ステータス・オンリー」(立場上だけの離婚)を認めたという。このためモリーナとオースティンは法律上は夫妻ではなくなったものの、財産や息子ジュリアス(Julius, 2)君の親権など、他の問題については改めて解決を図ることになる。しかし_オースティンはロサンゼルス、モリーナはニューヨークで暮らしているため、親権に関する合意は難しいとみられている。
裁判書類によると、元夫妻は当初、ジュリアス君をマンハッタンで育てることに合意していたが、オースティンはモリーナに新しい恋人ができたことを知り、ニューヨークを捨てて西海岸に移ったようだ。モリーナは現在、「GOTHAM/ゴッサム」で共演するベン・マッケンジー(Ben McKenze)と交際している。
モリーナは以前、オースティンに毎月2万2,000ドル(約245万円)の配偶者扶養と養育費を支払うことを命じられており、親権バトルをより複雑にしている。
最近のモリーナは人生を変えるような出来事が続き、ベンとの初めての子どもを出産したばかりだ。フランセス・ライズ・セッタ・シェンカン(Frances Laiz Setta Schenkkan)ちゃんは3月2日に生まれ、モリーナとベンは新しい家族の誕生に有頂天になっていた。
「3人とも健康で幸せをかみしめており、みなさんのサポートに感謝しています」と2人の代理人は米USA Today紙に語っている。
モリーナとベンは昨年夏に交際をスタート。しかしモリーナが離婚に関して裁判所に提出した書類でベンとの関係を認めるまで、交際を公にすることはなかった。オースティンは昨年6月、モリーナとの4年間の結婚にピリオドを打つ離婚申請書を提出した。
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