
米歌手のマドンナ(Madonna)が、元夫で英映画監督のガイ・リッチー(Guy Ritchie)と息子のロッコ・リッチー(Rocco Ritchie, 15)の親権をめぐって法廷バトルを繰り広げているが、娘のローデス・レオン(Lourdes Leon)が別居中の母と異父弟の間を取り持っている。
ロッコは昨年12月、イギリス在住の父に会いに行ったまま帰国を拒否しており、マドンナはそれ以降会えていない。
マドンナと元恋人カルロス・レオン(Carlos Leon)との間に生まれたローデスは、親権をめぐって裁判で争う2人の間に割って入り、「ストレスによる強い精神的ダメージ」で苦しむ母をサポートしているという。
状況を「とても心配」しているローデスは、マドンナとロッコが仲直りできるよう全力を尽くしているとある事情通は英The Sun紙に語っている。
「マドンナはロッコの人生に何が起きているのかを知る公式な手段や方法がない」と事情通はつけ加えた。「また、ガイとも直接は連絡が取れない。彼はすべてのやり取りを弁護士を通したいと思っている。マドンナはローデスのことをとても誇りに思っていて、大学にも通っていることから、母としてすばらしい仕事をしたと信じているんだ」
親権バトルの公聴会は先週、マンハッタンとロンドンで開かれたが、元夫妻は円満合意に達する代わりに裁判にもつれこんだことを批判された。別の公聴会は英現地時間10日に予定されている。
マドンナとガイは8年間の結婚生活でデヴィッド・バンダ(David Banda, 10)君も養子に迎えている。2008年に離婚した際は、ロッコをニューヨークで育てることで同意していた。
マドンナは最近、「レベル・ハート」ツアーのニュージーランド公演で、「バラ色の人生」のカバーをロッコに捧げ、ステージで涙する場面があった。「母の息子に対する愛よりも強い愛はないわ。あまり息子のことを話しすぎると…泣き出すかも」
「この曲は息子に捧げたい。男の人へのラブソングだけど、いつか必要になるはずだわ。息子がどこかで聞いて、私がさびしがっていることを知ってほしい」
ガイはモデルのジャッキー・エインズリー(Jacqui Ainsley)と再婚し、すでに3児をもうけている。
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