
人気歌手のレディー・ガガ(Lady Gaga)の祖母が、孫娘のことをこれまで以上に誇りに思っている。
ガガは19歳でレイプ被害にあったことを公言しているが、先月28日に行われたアカデミー賞(R)授賞式で大学のキャンパスにおけるレイプ被害をテーマとしたドキュメンタリー映画
『ザ・ハンティング・グラウンド』に使われた曲「ティル・イット・ハプンズ・トゥ・ユー」を披露するまで、家族の何人かには性的被害を明かしていなかった。
ガガはInstagramに感情的なメッセージを投稿し、パワフルなステージを観た祖母とおばから電話がきて、その勇気をほめられたと明かした。
「おばあちゃん(中央)とシェリおばさん(右)がオスカーの翌日に電話してきたの。私が被害者だって言っていなかったから」とガガは写真にキャプションを添えた。「自分のことがすごく恥ずかしく、すごく怖かった。自分でも認めるのに長い時間がかかった。カトリック教徒だから悪いことだと分かっていたけど、自分のせいだと思っていたの。10年間は自分を責めてばかりいたわ」
以前は自身の過去を受け入れるのがつらかったものの、家族が誇りに思ってくれたことで向き合えたとガガは話している。
「オスカーの翌朝、ロニーおばあちゃんと電話した時、おばあちゃんは泣き声でこう言ったの。『今日ほど孫のあなたを誇りに思ったことはない』と」とガガは続けた。「ずっと長いこと秘密にして、何よりも恥を感じていたことが、家族が最も誇りに思うことになった。女性に限らず、私が最も尊敬する人たちが」
ガガは50人の性的虐待被害者と共にステージに登場。彼女たちは「あなたのせいじゃない」、「壊せない」、「サバイバー」といった言葉を前腕に書き、曲のラストで一斉に腕を高く突き上げた。
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