GLAM Editorial
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2016.03.03(Thu)

パトリシア・アークエット、昨年のオスカーで男女平等を訴えて干される?

パトリシア・アークエット

 2015年のアカデミー賞(R)授賞式で助演女優賞を獲得した際、男女の賃金格差の問題を提起したパトリシア・アークエット(Patricia Arquette, 47)が出演を断られている。

 『6才のボクが、大人になるまで。』でオスカー女優となったパトリシアは昨年、授賞スピーチで賃金の平等を訴えたが、率直な見解のせいで製作側が起用をためらっていると主張した。

 世界中で注目を集めた授賞スピーチから1年が経ち、パトリシアは米エンターテイメント情報番組「Entertainment Tonight」でこう語っている。

 「製作費が増えるわけだから、スピーチの前からドラマチックなことが起きると分かっていたわ。でも、アメリカには貧困状態で暮らしている母と子が3,300万人もいる。母親がフルタイムで働いているのに。だからこそ、この問題を直ちに解決しなければいけないの」

 「あのスピーチのせいでたくさんの出演のチャンスを失うのは分かっていた」とパトリシアはエンターテイメント情報サービス「WENN」でも語っている。「2本の作品に出演できなくなったけど、構わない。ある人(映画会社の幹部)からは、あのスピーチが原因だったのは明らかだって、すごくバカなことを言われたわ。その人はクビになったけど、私のせいじゃない。きっと因果応報で、頭に石でも投げつけられたのよ!」

 パトリシアは正々堂々と意見を表明したことで生まれた結果に、今でも複雑な気持ちを抱えている。法律が改正されたことはうれしいものの、世間を騒がせたことは本意ではなかったとも告白している。

 「法律が変わるなど、いろんな変化もあったわ」とパトリシアは続けた。「ハンナ=ベス・ジャクソン(Hannah-Beth Jackson)上院議員と(ジェリー・)ブラウン(Jerry Brown)州知事が、ここカリフォルニアで米国で最も強力な公正賃金法を可決したことは大きな意味がある。カリフォルニアは世界で10番目の経済圏だからよ」

 しかしパトリシアはWENNでこうも語っている。

 「今思うと、あのスピーチは別の言い方でしていたかもしれない。自分の意図しない意味で受け止められた部分もあるからよ。誰かの気持ちを傷つけたり、私の言葉が違う意味で受け止められたりしたと思うと、すごく悲しくなった。でも、過去に戻ったとしても同じことを言うし、これからも言い続ける。これはアメリカの家族にとっての問題だから、何か言わざるを得なかったの」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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