
米人気ドラマ「Empire 成功の代償」などで知られる女優のタラジ・P・ヘンソン(Taraji P. Henson)は、昨年のクリスマス休暇で日本の横田基地を慰問で訪れ、兵士への感謝の気持ちを新たにしたという。
タラジは横田基地を訪問した際、軍服を着せてほしいと頼んだ。その重さを実感した彼女は、特に女性兵士が戦闘任務以外でも対応を迫られる問題について考えるようになったという。
「彼らや彼女たちはカッコよく、いつでも戦えると思うかもしれないけれど、どんな思いをしているのかは分からないわ」とタラジは24日、米深夜トーク番組で司会のジミー・ファロン(Jimmy Fallon)に語った。「(どんな感じなのかを確かめるために装備を)身につけたかった」
「50ポンド(約22.7キロ)くらいあって、ヘルメットも8ポンドくらいだったわ。女性として色んなことを考えさせられた。(月経の)周期とか、外の暑さとか…。軍に感謝しているわ」
タラジは今回の訪問で、米海軍に務め、長年会っていない、いとこのケニー(Kenny)に思いをめぐらせたという。
「クリスマスなのに帰国して家族と会うことを許されていない人たちが大勢いるかと思うと、特別な気持ちになったわ」とタラジは続けた。「長年会っていないけど、いとこがいるから、胸に迫るものがあった」
「彼は海軍にいて、もう全然会っていないの。会いたくても会えない彼のことを思うと、とても大事な訪問だった」
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