
90年代の米人気テレビシリーズ「ベイウォッチ」の新劇場版の悪役キャラに、元ボリウッド女優のプリヤンカー・チョープラ(Priyanka Chopra)が抜擢された。
米TVシリーズ「Quantico」でも知られるプリヤンカーは、主演のドウェイン・「ザ・ロック」・ジョンソン(Dwayne 'The Rock' Johnson)と共に撮影セットから出演を発表。Instagramに動画をアップし、こう書き添えている。「ようやく公式発表できる時が来たわ!! それが『ベイウォッチ』! 悪役は私が最も得意とするところよ!!! 気をつけて!!」
風の強いビーチで撮影されたこの動画で、ドウェインはプリヤンカーのことを「インド最大のスターで、世界最大のスターの1人」と呼んで彼女の参加を歓迎し、こう認めた。「もう手がいっぱいだ… 彼女は最高に悪いぞ!」
プリヤンカーも笑いながら、「私のことを分かってないわ… 本当に悪いわよ!」と応じた。
同作にはプリヤンカーとドウェインに加え、ザック・エフロン(Zac Efron)やアレクサンドラ・ダダリオ(Alexandra Daddario)らも出演する。
また、コメディアンのハンニバル・バーエス(Hannibal Buress)も主役級で出演する交渉を続けている。
ドウェインは以前、製作側は劇場版を現実を超えた作品にするつもりだと明かした。
「デカく、楽しく、壮大で、みんなが見たいものすべてがある映画を作りたいというのがこの作品のクールなところだ」とドウェインは昨年、「D23 Expo」で語った。「エッジのきいたすごいアクション満載で、下ネタも多いものにしてみせるよ!」
ザックもドウェインに同調し、劇場版は「大きく、リアルで、生々しく、そしてR指定」になると豪語した。
セス・ゴードン(Seth Gordon)監督がメガホンをとる劇場版『Baywatch(原題)』は、2017年に全米で公開される。
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