
米人気歌手のラナ・デル・レイ(Lana Del Rey, 30)は、新曲「フリーク」のミュージックビデオでファンを仏印象派画家のクロード・モネ(Claude Monet)の世界に誘いたい思っている。
ラナは先週、4枚目となるスタジオ・アルバム『ハネムーン』に収録されている「フリーク」のビデオをリリースした。撮影には妹も大事な役割で参加し、家族イベント的な作品となっている。
「すべては動くモネに刺激を受けたの」とラナは米Billboard誌に語り、妹や友人らの貢献について説明した。「特殊なカメラ数台ですべてをスローモーションで撮影して、カラーリングに時間をかけたわ」
11分間のビデオでは人々がカリフォルニア州で幻想的な旅をする姿が、サイケデリックドラッグとして知られるアシッドの影響下で描かれている。同じくミュージシャンのファーザー・ジョン・ミスティ(Father John Misty)も出演しており、ラナは彼とのコラボがついに実現してテンションが上がっている。
「ファーザー・ジョン・ミスティと一緒に何かを作りたいと思っていて、彼は親切にも主役を引き受けてくれたの」とラナは笑顔で話している。
ラナは現在、ワールドツアーの準備を進めており、7月10日にモスクワで開かれるパーク・ライブ・フェスティバルなどでステージに立つ。フェスに参加することはラナの好きなことの1つで、「サマータイム・サッドネス」などのヒット曲で知られる彼女は、そうした環境でプレイすることに大きな解放感を感じるという。
「一番楽しいのはフェスティバルよ」とラナは熱く語った。「開放的な会場で、音が反響する壁がないから、サウンドがすごくステキで、みんなもパーティーしにやってくる。良いムードで楽しんでくれるの」
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