
スウェーデン出身の女優アリシア・ヴィキャンデル(Alicia Vikander)は、『リリーのすべて』と『Ex Machina(原題)』の2作で数々の賞にノミネートされ、一気に世界で知られるようになった。
アカデミー賞(R)も間近に迫る中、アリシアは授賞式に家族を連れていくことを考えている。華々しい日に気まずい思いをしないよう、『スティーブ・ジョブズ』で助演女優賞にノミネートされているケイト・ウィンスレット(Kate Winslet)に、父の大ファンぶりについて前もって注意するのを忘れなかったという。
米トーク番組に出演したアリシアは、両親が会場で有名人に話しかけて恥をかくのではと司会のジミー・キンメル(Jimmy Kimmel)に質問されると、笑ってこう答えた。「ええ、両親にはもうチケットを渡してあるの。そうなると面白いわね」
「父はケイト・ウィンスレットのちょっとした大ファンで、彼女に前もって言っておいたの。『父が来るので、やさしくしてね』って。するとケイトは本当にそうしてくれたわ! 父は『大変だ、あれはケイトだ』と大騒ぎ。もう私もケイト・ウィンスレットの大ファンになった」
アリシアはケイトとどこで会ったのかは言わなかったが、8日に行われた、オスカー候補者が一同に会した食事会「オスカー・ノミニーズ・ランチョン」でのことだったとみられている。アリシアはこの機会にケイトや他の助演女優賞候補者たちと交流したが、そのうちの1人は彼女がずっと会いたいと思っていた人だったようだ。
「やっとルーニー・マーラ(Rooney Mara)に会えたの。たくさんのイベントで彼女を見かけていたわ。ずっと前からすばらしい女優として尊敬していたけど、遠くから手を振るくらいしかできなかったから」とアリシアは笑顔で振り返った。「ようやくオスカー・ランチョンで会えて、集合写真で隣同士に座ることができたの。やっと少し話すことができたわ」
ジミーは候補者が実際にランチを提供されたのかどうか知りたがったが、他のショウビズ関連の夜会とは違い、ちゃんと食事が出たとアリシアは明かした。
「ゴールデン・グローブ賞では皿が出されたけど、食事は出なかったわ。おかしくない? 皿しか出てこなかったから、『毎年こうなの?』と思ったわ」とアリシアはくすくす笑った。
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