
俳優のリーアム・ニーソン(Liam Neeson)は、「超有名な」女性を相手に再び恋に落ちたが、その幸運な女性の素性を明かそうとしていない。
『96時間』シリーズなどで知られるリーアムは2009年、女優だった妻ナターシャ・リチャードソン(Natasha Richardson)をカナダでのスキー事故で失ったが、ようやく前に進み、再び誰かと交際する心の準備ができたようだ。
北アイルランド出身のリーアムは地元Sunday Independent紙のコラムニスト、ドーナル・リンチ(Donal Lynch)とのインタビューで、バレンタインデーの計画について語る際、新恋人の存在を明らかにした。同記事は先週末に掲載された。
バレンタインデーに特別な贈り物をする相手がいるかどうか質問されたリアムは、「もし名前を言ってしまったら、超有名な彼女に気まずい思いをさせてしまう」と答えた。「彼女のために、自分にできるだけのことをしなければいけない。摘んだばかりの花束が、ある女性の人生にどれほど影響を与えるのかを考えると、驚くことばかりだ」
リーアムは相手の女性についてそれ以上の詳細を語らなかったが、今年のバレンタインデーでプレゼントを受け取るのは彼女だけではないと認めた。
「何人かに花束を送るけど、普通はその時に『アイルランドのファンより』と書き添えるんだ」とリーアムは語っている。
リーアムは折りに触れ、今も続く亡き妻を失った悲しみを乗り越えるプロセスについて語っている。また、長男のマイケル(Micheal, 20)も以前、母を亡くしてつらい日々を乗り切るためにアルコールとドラッグに手を出したが、その後は悲しみに折り合いをつけるセラピーの一環として、数ヶ月の間、荒野でのサバイバル生活を経験した。
酒もドラッグも断ったマイケルは役者である両親と同じ道を進んでいる。一方、リーアムはマイケルが俳優をキャリアに選んだことに複雑な思いを抱えているが、息子のこれまでの仕事ぶりを誇りに感じているという。
「気持ちはうれしいが、心配になることもある」とリーアムは説明した。「私の(役者としての)血筋は短いが、妻のは1700年代にさかのぼる」
しかし、マイケルは最近、心に強く訴えかける作品に出演を果たした。1996年に公開された『マイケル・コリンズ』で父が演じた、アイルランド独立のために闘った実在の人物を再演している。
1916年に起きた、イギリスの支配から独立を目指すアイルランドの愛国者集団によるイースター蜂起を描く『The Rising(原題)』でマイケルが演じるのは、革命家のマイケル・コリンズだ。
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