
米リアリティ番組「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」で知られ、性転換プロセスを終えて女性化したケイトリン・ジェンナー(Caitlyn Jenner, 66)が、元妻のクリス・ジェンナー(Kris Jenner, 60)と恋に落ちた1990年にB80だったバストを切除していたと告白した。
オリンピックの金メダリストとしても知られたケイトリンは以前、ブルース(Bruce)と名乗っていた。現在はトランスジェンダーの模範として話題だが、性転換プロセスを始めたのは1980年代末のことだった。しかし将来の妻となるクリスと出会ったことでそのプロセスを中断した。
「実は乳房を切除していたことを、これまで誰にも言っていなかった」とケイトリンは影響力のある人物を一堂に会するイベント「2016 MAKERS Conference」の事前収録で明かした。「ホルモン治療を始めた。バストサイズはB80で、気に入っていた。『すばらしい』と思っていた。当時の目標は、40歳までに性転換することで、39歳になっていた。もうこれ以上は前に進めなかった」
ブルースとクリスは1990年末に出会い、交際からわずか5ヶ月後の1991年4月に結婚。ケイトリンは結婚生活に専念するため、性転換の夢を胸にしまい込んだ。
「出会ったその日から意気投合した」とケイトリンは続けた。「彼女にはとても正直に伝えた。サイズがB80だったから、そうするほかなかった。すべてが正しい方向に向かっていて、クリスと共に家族としての生活に進むという決意を固めた」
2人の間にはケンダル(Kendall, 20)とカイリー(Kylie, 18)の2女が生まれている。ケイトリンは自分の女性的な部分を楽しむために、どんなことでクリスと合意したのかについても説明している。
「クリスと私のルールは、『特に家の近くではドレスアップしないこと、外出する時に持ち出してそうすればいい』というものだった」とケイトリンはつけ加えた。
ブルースとクリスは2013年に離婚を表明し、2014年12月に成立した。
ケイトリンは2015年6月、米Vanity Fair誌の表紙で女性化した姿を披露した。
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