
人気歌手ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)さんの娘ボビー・クリスティーナ・ブラウン(Bobbi Kristina Brown, 22)さんのルームメイトだった友人が、ボビーさんがバスタブで溺れかけたアクシデントについて、発生から1年後の1月31日に初めて口を開いた。
メイソン・ウィテカー(Mason Whitaker)はこれまでメディア取材を断ってきたが、悲しい事件から1年が経ち、初めて心境を明かした。
ボビーさんはボーイフレンドのニック・ゴードン(Nick Gordon)と住んでいたジョージア州の自宅のバスタブで、水に顔をつけた意識不明の状態で発見された。近くの病院に搬送され、医療行為によって昏睡状態にされたが、その後も目を開くことはなく昨年7月に亡くなった。
「彼女のことを、そして僕の人生にもたらしたすばらしい影響を考えない日は1日もない」とメイソンは米People誌に語っている。「彼女の活気ある魂は永遠に生き続ける。世界があんなにすばらしい人を知ることができないと思うと、胸が張り裂けそうになる」
「彼女が大勢の人にもたらしたエネルギーとソウルを、世界に知ってもらいたいと強く願う」とメイソンは続けた。「人生最悪の日だと思っていたら、彼女と5分間話すだけで最高の日に変わった」
一方、ボビーさんの遺族と裁判所が指名した後見人から不法死亡で訴えられているニックは、1年を迎えた日に沈黙することを選んだ。
弁護士は次のような声明を出している。「ニック・ゴードンは今もひとりで悲しんでいます。人生最愛の人であり、親友でもある彼女を失ったことに加え、民事訴訟ではありもしないことで非人間的な扱いをされ、メディアに繰り返し中傷されています。しかしそれでもニックは自分を強く持ち、友人や見知らぬ人からの終わりのない愛情と支援に心から感謝しています」
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