
米人気SFドラマ「HEROES/ヒーローズ」で知られる女優のヘイデン・パネッティーア(Hayden Panettiere, 26)が、産後うつに苦しんでいることを認めた後、応援のメッセージが殺到したことに驚いたと語った。
ヘイデンは2014年12月、ウクライナ出身のボクシングヘビー級チャンピオン、ウラジミール・クリチコ(Wladimir Klitschko)との第1子カヤ(Kaya)ちゃんを出産した。その後、産後うつに悩まされるようになり、去年1年間の苦しみを明かした。広報担当者は10月、ヘイデンが産後うつについて「治療センターで専門家の助け」を求めたと認めた。
現在は元の自分に戻ったと感じているヘイデンは、支援と愛情のメッセージが大量に寄せられたことが信じられないと告白した。
「信じられないくらいたくさんの応援を受け取って、実は本当にびっくりしたの。この業界で長いこと仕事をしていると、厳しいことばかり言われると思っていたから」とヘイデンはエンターテイメント情報サイト「ET Online」で語っている。「SNSも見ていないくらいだった。でも実際に見てみると、『良くなってよかった』という声が多かった。助けを求めれば、女性は孤独じゃなく、弱くもないということに気づいたわ。女性の代弁者であることにとても誇りを感じる」
ヘイデンは17日、米放送映画批評家協会賞授賞式のレッドカーペットで華やかな姿を披露。米ドラマシリーズ「Nashville」で助演女優賞にノミネートされていたが、惜しくも「Unreal」のコンスタンス・ジマー(Constance Zimmer)に破れた。それでも授賞式は心から楽しんでいた。
ヘイデンは産後うつの治療中、同シリーズを一時的に休む必要があり、撮影復帰は楽ではなかったという。
「正直、最初は苦労の連続だった。特に感情的に」とヘイデン。「こないだ撮影した復帰初のシーンでは、しばらく会っていなかった気心の知れた人たちと会って、感情が高ぶってコントロールできなくなったの。そのせいでしばらく撮影が中断したけど、最後にはうまくできたわ」
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