
昨年、米人気歌手ラナ・デル・レイ(Lana Del Rey)の自宅に侵入した熱狂的な男性ファンに対し、ストーカーの罪で禁錮84日間の実刑判決が下された。
ザカリー・セルフ(Zachary Self, 19)受刑者は昨年11月、ラナが留守中にカリフォルニア州マリブの自宅に侵入。ガレージにいたところを建設作業員に発見された。そのかたわらにあったノートには不穏なメッセージが書かれていたという。
セルフは敷地から逃走したものの、ラナの家の写真と強迫観念的なメッセージがセルフのSNSに投稿されていたのを見つけた警察がやがて居場所を突き止めた。
当時はドラッグの影響下にあったと主張したセルフは、ストーカー行為について有罪を認め、84日間の懲役刑を命じられたと米芸能情報サイト「TMZ」が伝えている。また出所後5年間は保護観察処分の身となり、10年間はラナに接近することを禁じられた。
ラナは最近、他にもファンとのトラブルを経験している。ナタリーア・クリニツィナ(Nataliia Krinitsyna)とイウリーア・ヴラディミーロヴナ(Iuliia Vladimirovna)の2人の女性ファンに対し身の安全に不安を感じたことから、今月に入ってから接近禁止令を獲得した。セキュリティガードをフルタイムで雇う状況に追い込まれたと判事には証言していた。
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