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公開中の映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でキャプテン・ファズマを演じている英女優グェンドリン・クリスティー(Gwendoline Christie、37)。J・J・エイブラムス(J.J. Abrams)が監督する人気スペース・サガ新章で、グェンドリンは銀色のメタリックな装甲を着て登場する。セクシーさのまったくないこの衣装は、威圧感と邪悪な雰囲気をひたすら醸し出すものだが、これこそまさにグェンドリンが今回の映画で一番喜んでいる部分だ。
「この衣装を始めて見た時はほんとうに興奮した」と、英ネット配信ラジオ局Absolute Radioに対してグェンドリンは微笑んだ。
「事前に話は聞いていたのだけれど、実物を見た時の衝撃は凄かった。『そうは言っても、どこか女性らしさも放り込んだに違いない』という、わたしの予想を完全に裏切ってくれた。すごくモダンで適切だと感激したわ」
帝国の歩兵機動部隊であるストーム・トルーパーの一隊を率いるキャプテン・ファズマは、『スター・ウォーズ』シリーズの象徴とも言えるストーム・トルーパーたち同様、お馴染みの例の大きなヘルメットと身体全体を包む装甲を着込んでいる。『スター・ウォーズ』シリーの長年のファンだったというグェンドリンは、この役を勝ち取ったことに大いに満足している。女性がこれほど強烈な悪役に起用されたことは大きな話題になったが、グェンドリンとしては、女性も悪役を演じることがもっと当たり前になってもらいたいと考えているようだ。
「そんなに驚かれるべきでないのだけれど、驚かれているわね。これは、メインストリームのメディアで女性の描き方がずっとありきたりだったせい。わたしがキャプテン・ファズマの衣装で気に入っているのは、変に女性っぽくしたりセクシーにしたりしていない点なの」
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