ミュージシャンで俳優のレニー・クラヴィッツ(Lenny Kravitz)がチャリティー活動の一環としてバハマで運営していたデンタルクリニックが、同国で開業する正式な許可を得ていなかったために閉鎖されたと報じられた。
バハマ在住のレニーは自身の「レット・ラヴ・ルール基金」を通じ、エリューセラ島で無料歯科診療プログラムを支援していた。最近、4人のアメリカ人歯科医を島に招き、4日間にわたって地元の人々に無料で歯の治療を提供した。しかしその最終日に警察と移民局が建物になだれ込み、その場にいた人たちに退去を命じた。
「12月12日土曜日の午後1時33分頃、グレゴリータウンのカトリックホールで違法な治療を行っているグループがいるという通報が警察に寄せられた」と地元警察の報告書には書かれている。「その結果、警官が移民局の担当者と共に現地を訪れた。レニー・クラヴィッツ氏は、GLOグッド基金と共同でレット・ラヴ・ルール基金を通じて無料で歯の治療プログラムを行っていると報告した。クラヴィッツ氏が同イベントを開催する許可を書面で提出することができなかったため、移民公衆衛生法に違反していると伝え、正式な許可を得るまで施術を中止するよう指示した」
米The New York Post紙のゴシップサイト「Page Six」によると、レニーの広報担当者は取材に応じていないという。
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