オスカー俳優のケヴィン・スペイシー(Kevin Spacey)が、インターネット上で演技をファンに教える講義をスタートする。
ケヴィンはカリフォルニア州サンフランシスコを拠点とし、俳優のダスティン・ホフマン(Dustin Hoffman)やテニスのセリーナ・ウィリアムズ(Serena Williams)選手など有名人に専門知識を教えてもらうサービスを展開する会社「マスタークラス」と契約を交わした。
90ドル(約1万円)の同コースは29回のレッスンで構成。課題のワークブックもあり、『アメリカン・ビューティー』でアカデミー賞(R)主演男優賞を受賞したケヴィンが自ら評価するという。
ケヴィンは演技レッスンのプロモーション動画で、俳優を目指す学生が演技力を伸ばす手助けをするため、トップクラスのアドバイスを伝えたいと力を込めた。
「演技の技術というものは、誰かの立場に立ち、誰かのアイディアを形にするということ。鏡の前に立ち、自分を見るのではなく、また自分を感じるのでも、違和感を感じるのでもなく、自由を感じることだ」とケヴィンは話している。
レッスンは来年5月から始まる。
マスタークラスが提供するクラスには、人気歌手のクリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera)によるボーカルレッスンや、R&B歌手のアッシャー(Usher)によるパフォーマンス指導などもある。
(C) Cover Media
※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。