GLAM Editorial

2015.12.11(Fri)

ジェニファー・アニストン&ソフィア・ベルガラ、公共広告で銃規制を訴える

ジェニファー・アニストン

 俳優のジェニファー・アニストン(Jennifer Aniston)、ソフィア・ベルガラ(Sofia Vergara)、ケヴィン・ベーコン(Kevin Bacon)らが銃による暴力を防ぐ公共広告に登場し、銃規制キャンペーンへの支持を呼びかけた。

 他にもジュリアン・ムーア(Julianne Moore, 54)やエイミー・シューマー(Amy Schumer)、スパイク・リー(Spike Lee)、タイ・バーレル(Ty Burrell)、ニック・オファーマン(Nick Offerman)、サラ・シルバーマン(Sarah Silverman)、マイケル・J・フォックス(Michael J. Fox)、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領もビデオ広告に登場し、「銃による暴力は終わらせることができる」と繰り返した。

 この公共広告は「エブリタウン・フォー・ガン・セーフティー」によって制作され、ジュリアンは同団体と協力し、米国内における銃火器の安全性を高めるキャンペーンを積極的に展開している。ジュリアンは俳優仲間のヘレン・ハント(Helen Hunt)、アレック・ボールドウィン(Alec Baldwin)、サラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)、メグ・ライアン(Meg Ryan)、ジェフ・ブリッジス(Jeff Bridges)、キルスティン・ダンスト(Kirsten Dunst)らと共に「エブリタウン・クリエイティブ協議会」の立ち上げも支援している。

 また、今回のビデオ広告には監督のスパイクが先導役を務め、先週ニューヨークで開催された抗議集会の映像も含まれ、直後にはイリノイ州シカゴでの凄惨な銃による暴力をテーマとした新作映画『Chi-Raq(原題)』のプレミア上映会が開かれた。

 ビデオ広告が制作されたきっかけは、カリフォルニア州サンバーナーディーノで発生した銃乱射事件だった。サイード・ファルーク(Syed Farook)容疑者とタシュフィーン・マリク(Tashfeen Malik)容疑者の2人が社会福祉施設で銃を乱射し、14人が死亡、21人が負傷する悲惨な事件で、容疑者夫妻は警官隊との銃撃戦の末に死亡した。

 オスカー女優でもあるジュリアンは、以前から銃に対するスタンスを公言し、米国内で危険人物が銃を持つことができる「抜け穴」をふさぎたいと説明している。

 ジュリアンは10月、エブリタウンと協力し、銃規制を訴えるキャンペーンを展開。2児の母でもある彼女は、2014年12月に発生した米コネチカット州ニュータウンにあるサンディ・フック小学校での銃乱射事件など、他の親の子どもたちが命を落とした学校での乱射事件を防ぐことに全力を注いでいる。

 「もう我慢できません」とジュリアンは米Modern Luxury Miami紙に語っている。「自分の子どもだけではなく、誰の子どもたちであれ、映画館や学校に行く時に危険な目に遭ってほしくありません。危険な人たちが銃を買えるという抜け穴をふさぎたいのです」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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