GLAM Editorial

2015.12.10(Thu)

アレキサンダー・ワン、満を持して自分のジュエリーラインをいよいよ世に問う!

アレキサンダー・ワン

米人気デザイナーのアレキサンダー・ワン(Alexander Wang)が、自身の名を冠したラベルから出すジュエリーラインが間もなく店頭に並ぶ。

2014年には、リテイルの巨人H&Mとのコラボで提供した限定コレクションが寸時のうちに売り切れたという記憶も新しいアレキサンダー。今回の新ジュエリーラインにも、大いに期待が高まる。

「ぼくはずっとジュエリーをやりたかったのだけれど、本当の意味でピッタリだと思える機会にこれまで恵まれなかった」と、アレキサンダーはファッション専門誌WWDに対して語った。

「他の仕事で手一杯だったからね。しかし、『バレンシアガ』にいた時に、ジュエリーづくりのプロセスにしっかり触れることが出来て、その過程をとても楽しめんだよ」

その「バレンシア」(Balenciaga)のクリエイティブディレクター職を今年初頭に辞任した後は、アレキサンダーは自分のラベルに精力をすべて集中している。2016春コレクションのランウェイでは、ごっつい系のバイクチェインのイアリングや、ロック(錠前)がポイントのネックレスやカフブレスレットなど、自身のジュエリーを既に垣間見せてくれているアレキサンダーだが、フルレンジのジュエリーラインを自身のウェブサイトおよび店頭でいよいよ今月中旬から発売する。2016年3月には、ウェブ通販のNet-a-Porter、Joyce HK、Mytheresa.comなどでも購入可能になるとのことだ。

「ジュエリーは『バレンシアガ』において、ビジネスの大きな一部だった。その経験も吸収したから、ジュエリーをぼくのラベルでも提供するピースの柱に出来ると思う」とアレキサンダー。

以前にはガイア・レポシ(Gaia Repossi) や ベトニー・ヴァーノン(Betony Vernon)などのジュエリーデザイナーたちとコラボしたこともあるアレキサンダーだが、今回は自らが全過程を取り仕切る、ジュエリーへのまさに本格的な参戦になる。

「あれらの仕事では、ぼくはもっぱらアイデアを出すだけで、職人さんたちと一緒に商品を作り上げたのは、他のジュエリーデザイナーたちのほう」と、アレキサンダーは説明した。

「パリの『バレンシアガ』で働いているうちに、ジュエリーづくりのプロセスにもっと深く関わり、ぼくが手がけたジュエリーで大きな成功も見ることが出来た」

アレキサンダーのジュエリーラインは、イタリアで製作され、お値段はイアリングが295米ドル(約3万5000円)、ロック(錠前)がポイントのダブルネックレスが525米ドル(約6万3000円)といった価格で提供される。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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