間もなく全世界同時公開になる映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で、かつての「エピソード4・5・6」の主役たちであったハリソン・フォード(Harrison Ford)、キャリー・フィッシャー(Carrie Fisher)、マーク・ハミル(Mark Hamill)といった面々に加わり、「エピソード7」にあたる本作で新ヒロインのレイ役を演じている英女優のデイジー・リドリー(Daisy Ridley)。
レイの相棒として新たなドロイドも今作から登場するが、いかにこのドロイドがきわめて真面目なキャラクターであるかを、監督のJ・J・エイブラムス(J.J. Abrams)がデイジーに注意しなければならなかったほど、このドロイドは見た目が可愛い。
「このドロイドのBB-8とセットで話していたら、J・Jから『このドロイドは、子供じゃないんだから』と、注意されたのを思い出すわ。BB-8は小さくてかわいくて、思わず赤ん坊扱いしたくなるのが自然の本能なのよ」と、デイジーはTime誌に対して撮影時を振り返った。
「それで、赤ちゃん言葉で話しかけてしまっていたのだけれど、たしかに子供じゃないのよね。重要な任務を負ったドロイドですもの」
「でも、製作スタッフが彼を完成させて、毎日彼に動きをつけるようになってからは、彼に生命が吹き込まれて普通の人間相手に演技をしているのと変わらなくなった。動いて、音を立て、わたしのいうことに反応する。普通の会話をしているのと本当に変わりがなかったわ」
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の完成版を、同じく今作からの新キャストであるアダム・ドライバー(Adam Driver)やドーナル・グリーソン(Domhnall Gleeson)たちと、最近ロサンゼルスで席に隣り合わせに並びながら、ようやく見ることが出来たデイジー。「五感がしびれた」というのが、デイジーの感想。
同じく新キャストでストームトルーパーのフィン役を演じたジョン・ボイエガ(John Boyega)も、完成版を見て圧倒されたことをUSA Today紙に対して語っている。
「自分の手をきつく握り締め、抜歯した直後かのように、自分が目を見開き、顔が硬直しているのが、自分でも良くわかったよ」
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