スペイン出身の俳優アントニオ・バンデラス(Antonio Banderas, 55)と米女優のメラニー・グリフィス(Melanie Griffith, 58)の離婚を裁判所が正式に認め、アントニオはメラニーに毎月6万5,000ドル(約800万円)の配偶者扶養を支払うことになった。
元夫妻は2014年、18年間の結婚生活にピリオドを打ち、今年7月に資産をめぐる協議で合意に達した。しかし正式な離婚の成立は、カリフォルニア州判事が承認する今週まで待たなければならなかった。
米芸能情報サイト「TMZ」が入手した法廷文書によると、1996年に結婚した元夫妻は、婚姻後契約を結ぶ2004年までの間、資産を別々に分けていたという。その結果、2004年から昨年までの間に得た出演料のすべてを分割することになった。その中にはアントニオが高額ギャラで出演した『シュレック2』、同シリーズスピンオフ作品の『長ぐつをはいたネコ』、2014年の『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』も含まれる。
メラニーには元夫妻がコロラド州アスペンに所有していた邸宅が認められたほか、2人はロサンゼルスの豪邸の売却で得たお金を分割することになる。
また、アントニオは毎月、高額な配偶者扶養料をメラニーに支払うとTMZは伝えている。
メラニーは当初、娘のステラ(Stella)の全面的な親権を求めていたが、ステラが18歳になった時にこの問題は自然消滅した。
今回の離婚はメラニーにとっては4度目、アントニオにとっては2度目となる。アントニオは現在、20歳年下のオランダ人投資コンサルタント、ニコール・ケンペル(Nicole Kimpel)と交際している。
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