『リトル・ミス・サンシャイン』で知られる女優のアビゲイル・ブレスリン(Abigail Breslin, 19)が、1980年代の大ヒット映画『ダーティ・ダンシング』のリメイク版に主役のベイビー役で出演することが分かった。
米ABCが3時間のTV映画版の製作にゴーサインを出し、アビゲイルが主役に抜擢されたと米Hollywood Reporter誌が伝えた。
現在、TVシリーズ「Scream Queens」に出演中のアビゲイルは、1987年にジェニファー・グレイ(Jennifer Grey)が演じて有名になった主役のベイビーを演じる。故パトリック・スウェイジ(Patrick Swayze)が扮した相手役のキャストはまだ発表されていない。
エミー賞にもノミネートされた実力派で、TVシリーズ「アメリカン・ホラー・ストーリー」シリーズなどを手がけているジェシカ・シャーザー(Jessica Sharzer)が脚本を担当し、オリジナル映画の脚本を書いたエレノア・バーグスタイン(Eleanor Bergstein)がプロデューサーを務める。
同じく大ヒットした映画のサウンドトラックも、グラミー賞にノミネートされたプロデューサーのアダム・アンダース(Adam Anders)と「glee/グリー 踊る♪合唱部!?」のピアー・アストロム(Peer Astrom)によって一新され、『ゴスフォード・パーク』のスティーヴン・アルトマン(Stephen Altman)がプロダクション・デザイナーとして参加する。
一方、『ダーティ・ダンシング』のリメイク版が、先週放映された『オズの魔法使い』のTVリメイク版や昨年の『ピーター・パン』のリメイク版、あるいは来月放映される『グリース』のリメイク版などと違い、全編が生放送だという噂は否定された。
『ダーティ・ダンシング』TVリメイク版の放映時期などはまだ明らかにされていない。
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