レディー・ガガ(Lady Gaga)やヘイリー・スタインフェルド(Hailee Steinfeld)らエンターテイメント業界の有名人が、2日にカリフォルニア州サンバーナーディーノの福祉施設で発生した銃乱射事件についてSNSで意見を表明している。
死傷者も出た事件の通報を受けて駆けつけた警察は地元のSWATチームと協力し、15人を射殺したとみられる3人組の男性容疑者らを逮捕すべく、数時間かけて対応にあたった。
また、17人の負傷者も出たとの報道があり、その多くは近くの病院に搬送された。
TV中継された事件を見ていたレディー・ガガは、Twitterでメディア各社に報道内容に気をつけるよう訴えた。
「今の世界を考えると、メディアが人殺しに悪評という報酬を与えないことを祈る」とガガはツイートした。「平和を呼び覚まして。その力は視聴率ではなく、調和のために使ってほしい」
また、女優で歌手のヘイリーも立場を明らかにし、こうツイートした。「心が痛む。サンバーナーディーノ、私の愛はあなたたちとともにある」
他にもラシダ・ジョーンズ(Rashida Jones)、ゾーイ・カザン(Zoe Kazan)、ジェイミー・キング(Jaime King)、クリッシー・テイゲン(Chrissy Teigen)、クリスティーナ・アップルゲイト(Christina Applegate)、ブリー・ラーソン(Brie Larson)、グロリア・エステファン(Gloria Estefan)らも意見を示し、事件に巻き込まれた地元民や当局者に祈りを捧げた。ブリンク182(BLINK 182)のメンバーでカリフォルニア出身のトラヴィス・バーカー(Travis Barker)は、「今この瞬間、祈りはサンバーナーディーノに向けられている。なんて悲しいことだ」とツイートした。
現在、アメリカの銃規制をめぐる議論の先頭に立っているコメディ女優のエイミー・シューマー(Amy Schumer)もTwitterで次のように語りかけた。「本当に心が引き裂かれる思いがする。初期対応にあたった人たちをはじめ、サンバーナーディーノのみなさんに愛を。こうした乱射事件は終わらせなければなりません」
エイミーは今年7月、最新作『Trainwreck(原題)』を上映していたルイジアナ州ラファイエットの映画館で銃乱射事件が起きたこともあり、いとこのチャック・シューマー(Chuck Schumer)上院議員の銃規制キャンペーンに参加した。
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