GLAM Editorial

2015.12.04(Fri)

ジェナ・マローン、「ハンガー・ゲーム」シリーズに出演して、女性として自分がカッコよくなれた気がする!

ジェナ・マローン

映画『ハンガー・ゲーム』シリーズのジョアンナ・メイスン役で知名度アップした米女優のジェナ・マローン(Jena Malone)は、子役として12歳でデビューして以後毎年のように映画出演を果たしている実力派。ルックスが重視される映画業界に生きるジェナであるが、「Free The Nipple」(乳首に自由を!)という女性の裸をエロティックでスキャンダルなものと見る視線から解放しようという運動に参加して、スーパーモデルのカーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)や女優のスカウト・ウィリス (Scout Willis)などとともに、この主張をプロモーションするために自分の胸部を公衆の目に見せたことがある。

「インスタグラムで#freethenippleの写真を投稿したのは、一番仲の良い女友達とハイキングに行った時に、これがわたしの胸よと互いに見せ合う感じに似ている」と、英Marie Claire誌にジェナは語っている。

「女性は自分自身の胸が気に入っていることもあれば気に入らないこともあるだろうけれど、この運動で言いたいことは、自分の身体に誇りを持って自信を持ってもらいたいということなの」

「わたしたちは、あり得ないような完璧なルックスを謳うMTV時代に育ったから、それによるネガティブな思考に捉われている。わたしたちのような運動は、もっと自分の身体に自信を持ち、健康に生き、自分の本当のセクシャリティを理解しましょうというものなの」

この運動は広がりを見せ、男女を問わず賛同者を得ている。ジェナは、男性も共感してくれことが大事で、これが男女の間の真の平等につながっていくと感じている。

「強い女性でいいじゃないかという流れは、感受性のある男性でいいじゃないかという流れと、切っても切れない関係があると思う」とジェナ。

「男女それぞれのジェンダーが真に平等になることが可能になるということだから、単に女性が権利を得るということ以上に、それは素晴らしいこと」

『ハンガー・ゲーム』シリーズ最終作『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』の第一部が今月全米公開(日本公開は来年6月予定)となり、ジョアンナ役を演じてきたジェナは一抹の淋しさを感じているという。

「自分の家族を守りたいという強い思いについては、ジョアンンとわたしは共通点があると思う。彼女は、心の中に根深い問題をたしかに抱えているのだけれど、彼女の芯の強さとユーモアのセンスをわたしは好き。彼女が持つカッコイイ生意気さを演じて、わたしの中のそういうものも、もっと出てきたような気がするわ!」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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