米女優のエマ・ストーン(Emma Stone)は、『小悪魔はなぜモテる?!』や『ラブ・アゲイン』といったラブコメディや『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』などの人間ドラマに出演するほか、アニメ『クルードさんちのはじめての冒険』では声優にも挑戦するなど、幅広い仕事ぶりで知られる。
しかしいろんなことに挑戦するのは楽しくても、1つだけ触れたくないジャンルがあるという。
「アクション映画にだけは出ないわ!」とエマは独版Glamour誌で力説した。「その純粋な理由は、あちこちを走り回るのが楽しいと思えないからよ」
エマは幅広い演技力を発揮して見事なキャリアを築いてきたが、ある程度私生活を犠牲にせざるをえなかった。『アメイジング・スパイダーマン』で共演したアンドリュー・ガーフィールド(Andrew Garfield)との交際はメディアの注目を集めたが、10月に破局したとみられている。
「この仕事のそうした側面は、あまり真剣に受け取らないほうがいいわ」とエマはアドバイスしている。「それが私が最初に学んだこと。つまり名声というものは、私個人には何の関係もない。写真や記事、テレビ出演は私じゃない。私がどう社会から見られているかということにすぎないわ。本当のエマは深夜番組でカウチに座ってトークしない。家族や友だちと家のソファでそれを見ている方よ」
エマのそうした健康的な態度は、世間の注目に惑わされず、噂に引きずり回されないことを証明している。以前は自分に関するニュースに気を配っていたが、今ではゴシップを無視することを学んだようだ。
「ゴシップ記事を読んでいた時期があったのは確かよ」とエマは認めた。「でもそういう雑誌で取り上げられる人たちの大勢と実際に会って、ほとんどが事実じゃないのが分かったから、もう全く信用しなくなったの。それに自分に関する噂には何の興味もない。真実を知っているからよ」
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