GLAM Editorial

2015.11.25(Wed)

コールドプレイの大ファンであるオバマ大統領が新曲で「コラボ」!

クリス・マーティン

 バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が、英ロックバンド、コールドプレイ(Coldplay)の新曲で「コラボ」することが分かった。

 フロントマンを務めるクリス・マーティン(Chris Martin)は、オバマ氏がコールドプレイのファンであることを以前から知っていた。しかし大統領がコールドプレイの曲にフィーチャーされることを許可したのは、バンドにとってもサプライズだった。オバマ大統領が今年、サウスカロライナ州チャールストンであった銃乱射事件で亡くなったクレメンタ・C・ピンクニー(Clementa C. Pinckney)州議員の葬儀で歌った時の歌声が収録されるという。

 「大統領が教会で『アメイジング・グレイス』を歌う短いクリップがある」というクリスの言葉を英The Sun紙が伝えた。「大統領の功績と、『さまよっていたが、今は見出した』という歌詞が歌われたことの大切さを思ってのことだ」

 ホワイトハウスは27日にリリースされるコールドプレイの新曲「ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ」でオバマ大統領が歌う「アメイジング・グレイス」を使用する特別な許可を与えた。

 「バラク・オバマ氏は誰にでも自分の歌声を曲に使う許可を与えることはない。歌った場が自分にとって感情的にとても深いものであることを考えればなおさらだ」とある事情通は同紙に語っている。「でも明らかにコールドプレイの大ファンだし、その歴史の一部になるのは嬉しい。バンドはとても喜んでいる」

 「オバマ氏本人と、録音されたチャールストンの教会から許可を得る必要があった」

 クリスは2012年、オバマ大統領がコールドプレイの大ファンだと明かしたが、最初にそれを知った時は信じられなかったとも認めている。

 「夏にバラク・オバマと会った時、『君たちの曲をiPodに入れているよ』と言われたけど、『会うポップスターには同じことを言っているにちがいないと思った」とクリス。「アメリカ合衆国大統領が僕たちの曲をプレイリストに入れているなんて、どうしても信じられなかった。あまりにもシュールすぎだからね」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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