故マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の息子プリンス(Prince)が、実父は別人だとする噂についに口を開いた。
マイケルの初めての子どもであるプリンスは1997年、当時の妻デビー・ロウ(Debbie Rowe)が出産。翌年に妹のパリス(Paris)が誕生した。プリンスやパリス、代理母出産で生まれ、ブランケット(Blanket)の愛称で知られる三男プリンス・マイケル・ジャクソン2世(Prince Michael Jackson II)ら3人の実父はマイケルではないという批判の声は以前からささやかれているが、マイケルは生前、3人とも自分と血のつながった子どもだと主張していた。
マイケルが2009年に急死すると、実父をめぐる噂にさらに火がついたが、ここへ来てプリンスが初めて憶測にコメントした。
本当の父親は皮膚科で看護師として働いていたデビーの元雇用主である皮膚科医アーノルド・クライン(Dr. Arnold Klein)だとあるTwitterユーザーから批判されたプリンスは、反論せざるをえなかった。
「おまえがジャクソンじゃなく、ロウ=クラインだってことはみんな知ってるんだよ!!」とこのTwitter荒らしは書き込んでいる。「なりすますのはやめて、現実を見ろ」
プリンスはこの暴言に怒ることはせず、マイケルが実父ではない可能性はよく分かっているとほのめかすコメントで応じた。
「契約の血は子宮の羊水よりも濃いんだ…」とプリンスはツイートした。「僕は父と弟、そして妹と一緒に育ってきた」
クライン医師は2013年、古い免許証の写真とプリンスの写真を比べてみせ、プリンスがマイケルの実子ではないとする噂に拍車をかけた。
プリンスたちは現在、いとこにあたるTJ・ジャクソン(TJ Jackson)、祖母キャサリン(Katherine)と一緒に暮らしている。マイケルの兄の1人ティト(Tito)の息子であるTJは先日、自分やきょうだいが幼い頃、マイケルにとても世話になっただけに、子どもたちの面倒をみるのは義務のようなものだと語っている。
「おじのマイケルの子どもたちの保護者になることは時間もかかるし、多大な努力もしなければいけないけど、とても誇りに感じている」とTJは米情報番組 「Entertainment Tonight」に語っている。「16歳で母を亡くして以来、おじは人生で大切な人だったから、その恩に報いたかった。そして今、そうしているんだ」
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