GLAM Editorial

2015.10.22(Thu)

ダニエル・ブリュール、『キャプテン・アメリカ』新作で観客にサプライズを約束!

ダニエル・ブリュール

 『ラッシュ/プライドと友情』などで知られるスペイン系ドイツ人俳優のダニエル・ブリュール(Daniel Brühl)は、マーベル・スタジオが様々な要素をミックスして1つの作品に仕上げる手腕を称賛している。

 この7年間、マーベル・コミック原作の作品は映画界を席巻しており、ロバート・ダウニーJr.(Robert Downey Jr.)やクリス・エヴァンス(Chris Evans)、クリス・ヘムズワース(Chris Hemsworth)らが架空のヒーローに命を吹き込んできた。2016年公開の『キャプテン・アメリカ』シリーズ第3作『Captain America: Civil War(原題)』にはダニエルも悪役バロン・ジーモとして参加している。

 原作コミックのファンは、バロンが紫のコスチュームに身を包み、顔を隠していることを知っているが、スクリーンにバロンが登場した時、同じ姿を期待すべきではないとダニエルは注意している。

 「マスクはつけていないんだ」とダニエルは米ビジネス系ニュースサイト「Business Insider」とのインタビューで語っている。「きっとびっくりするよ。思っていたこととは違うからね。原作のキャラクターの面影を残している程度なんだ。でもそこがマーベルのすごいところで、登場させるキャラクターや設定は必ず現在の時事問題に絡んでいて、僕のキャラクターも想像とは違ったものになっているんだ」

 『Captain America: Civil War』は『アベンジャーズ』最新作『エイジ・オブ・ウルトロン』のエンディングから始まり、スーパーヒーローをいつ招集するかを決める管理機関を政治家が立ち上げる。このためアベンジャーズの間で摩擦が起き、バロンにつけいる隙を与えて問題が起きるというストーリーだ。

 バロンがその後も戻ってくる可能性はあるかと質問されたダニエルは、「ありえると思うよ」と答えた。「ストーリーはその方向で展開するんだ」

 しかし同作が公開されるまでは、ダニエルは新作『Burnt(原題)』で忙しい日々が続く。シェフを描いた同作ではブラッドリー・クーパー(Bradley Cooper)、シエナ・ミラー(Sienna Miller)らと共演し、世界各地で今月から公開される。

 ブラッドリーとシエナはイラク戦争を描いた『アメリカン・スナイパー』でも共演しており、再共演では少し混乱することもあったようだ。

 「(『アメリカン・スナイパー』で演じた)クリス・カイルの時は体があんなに大きかったのに、今度は白衣のシェフだから、ちょっと頭が混乱したわ」とシエナは米USA Today紙に笑顔で語っている。「でも実際には、思ったよりも滑らかな(状況の)変化だった」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

OTHER ARTICLES

Other Articles

おすすめ記事

RECOMMEND

Recommend