米女優のドリュー・バリモア(Drew Barrymore, 40)は、自分が重ねてきた間違いから娘たちが学習して欲しいと願っている。
ドリューはわずか7歳で映画『E.T.』に出演し、最初は子役として有名になった。その直後からドリューの人生は急転回して、アルコールとドラッグ依存症に苦しんできた。
現在では幸福をつかみ、女優としてもビジネスウーマンとしても成功を収めたドリュー。夫であるウィル・コペルマン(Will Kopelman)との間には、3歳になるオリーブ(Olive)ちゃんと、1歳5ヶ月になるフランキー(Frankie)ちゃんの2人の娘がいる。
過去を恥じるよりも、母親の犯した過ちを娘たちが理解して、それぞれの道を歩んでいって欲しいとドリューは願っている。
「娘たちに対して自分は汚れなく純粋だったふりをしたくないの」と米InStyle誌に語ったドリュー。
「私ができることといったら、自分の気持ちを娘たちに包み隠さずにいることだけ。間違った選択をしたことで悪い人間になるわけじゃないわ。正直に話すことが、より良い選択をするための手助けになると思う」
ドリューはハリウッド一家に生まれ、亡き父のジョン(John)は俳優で、母のジャイド(Jaid)は女優の卵だった。
だがドリューはセレブの地位を利用して娘たちに気まずい思いをさせることはすまいと心に決めている。特に自分が小さい頃送ってきた家庭生活を繰り返したくはないという。
「母のジャイドはセックスについての本を出版したけど、あれは世界で一番恥ずかしいことだった」とつけ足したドリュー。
「両親が表に出すぎると子どもがどんな気持ちがするか私にはわかるから、娘たちには絶対にそうしたくないの。両親について知らなくていいこともあるのよ」
ドリューは「Wildflower」という題名のエッセイを執筆した。この本は娘たちへの「ラブレター」であり、彼女たちが恥ずかしい気持ちになる類の本ではない。
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