GLAM Editorial

2015.10.09(Fri)

「ジャッカス」のスティーヴォー、クレーン車での抗議活動で30日間の禁固刑に!

スティーヴォー

 米MTVの人気番組「ジャッカス」シリーズに出演しているスティーヴォー(Steve-O, 41)に、禁錮30日間の判決が下された。

 スティーヴォーは「ジャッカス」シリーズやその劇場版で過激なスタントに挑戦してブレイク。今年8月、水族館「シーワールド」への抗議活動を展開してメディアの注目を浴びた。

 スティーヴォーはハリウッドでクレーン車のてっぺんによじ上り、シャチの形をしたゴム製の浮き輪をふくらませ、花火に火をつけたという。シャチの腹には「シーワールドは最低だ」の飾り文字が書かれていた。

 スティーヴォーはクレーン車から下りたところで逮捕され、勾留された。

 スティーヴォーは7日、不法侵入と花火の違法使用の容疑について有罪を認めたとロサンゼルス市検察局は明かしている。

 スティーヴォーは懲役刑に加え、3年間の保護観察処分も言い渡された。また、今回のスタントで緊急対応がとられたことで、ロサンゼルス市に1万4,000ドル(約168万円)の罰金も命じられた。

 判決後、スティーヴォーはInstagramでファンに報告し、判事の決定について自身の気持ちを明かしている。格子の裏にいる自分が、同じく塀の中にいるシャチの囚人に語りかける漫画の画像に次のようなキャプションを添えた。

 「酒とドラッグをやめて、犬を救助するヴィーガンになったことを考えれば、刑務所に行く準備はできた。捕われているオルカたちの苦境に社会の注目を向けさせるばかりじゃなく、オレが切れ味を失ったわけじゃないことを知ってもらえるからだ」

 「オレに何か言えるわけがない。オレはジャッカス(マヌケ)だからな」

 スティーヴォーはクレーン車での抗議活動の模様をSNSで詳しく公開しており、決行の24時間前には「ロサンゼルスで大がかりで危険なスタント」を計画していて、「翌日にはかなりのトラブルになるだろう」と宣言し、ファンを期待させていた。

 しかし実刑判決を下されたにも関わらず、スティーヴォーは抗議活動をしたことに後悔はなく、自分が信じることについて社会の関心を高めることができて嬉しいと話している。

 「クレーン車に上って花火をした騒ぎは、結局はとても良い意義があった。囚われの身(シャチ)について声を上げるのが目的なら、自分が捕われるのがよさそうだ!」とスティーヴォーは続けた。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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