GLAM Editorial

2015.10.08(Thu)

アシュレイ・ジャッド、映画界の大物にホテルでセクハラを受けた過去を告白!

アシュレイ・ジャッド

 女優のアシュレイ・ジャッド(Ashley Judd, 47)が、90年代に映画界のある大物からセクハラを受けたと主張している。

 アシュレイは今後の出演作について話し合うため、この人物のホテルを訪れたが、当初は何の警戒心も持っていなかった。しかし話し合いはすぐに悪い状況へと発展したようだ。

 「業界で最も顔の知られた有力者の1人から性的ハラスメントを受けたことがある」とアシュレイは米Variety誌に告白し、1997年の映画『コレクター』の撮影中に起きたと話している。「このことを振り返り、法的に非常に誤ったことだったと気づくまでには何年もかかった」

 「彼は人に知られない方法を熟知していて、まさにプロだった。私がそうするように仕向けた。『ホテルで食事に来なさい』と言われて、行ってみると、『どうして部屋にいるの? 冗談でしょう? 一晩中仕事をした後だから、シリアルを注文するだけにしよう』と考えたの」

 「彼は一連の駆け引きを始めた。『こうしてくれ、あれしてくれ、ここに来てこうしてくれ』みたいに。私はノーと言い続けた。すべてにノーと言っていると、力関係と支配の非対称生というものがはっきりしてきた」

 アシュレイとこの大物のやり取りは続き、やがて彼はシャワーを浴びるのを見てほしいとアシュレイに頼んだという。アシュレイはその時、異常な状況にいることを悟ったようだ。

 「あの瞬間、私は彼に『あなたの映画でアカデミー賞を得たらね』と言ったわ」とアシュレイ。「彼は『いや、ノミネートされたらだ』と答えた。私は『いいえ、受賞したらよ』と譲らなかった」

 「彼の矛盾を突き、自分の現実にしがみつくことができた、ちょっとした力の瞬間だった。それで部屋を出た。ところで、あのスタジオから出演を依頼されたことは1度もないわ」

 アシュレイはこのつらい出来事について口を開かなかったことで自分を責めたという。やがてこうした極端なセクハラに直面した女優は自分だけではないことを知り、勇気づけられたとも話している。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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