GLAM Editorial

2015.09.26(Sat)

トム・ヒドルストン、映画で女優さんばかり脱がせるのは公平じゃない!

トム・ヒドルストン

映画『マイティ・ソー』シリーズのロキ役などで知られる英俳優のトム・ヒドルストン(Tom Hiddleston)は、出演映画の『Crimson Peak(原題)』と『High-Rise(原題)』の2本がこれから2015年中に公開される。

そのどちらでもトムのヌードシーンがあるとあって、ファンの間ではちょっとした騒動になっているが、トムとしては大いに意義ある挑戦であると考えているとのことだ。

「女性の方が、男性に比べて映画でもっぱら裸になっているのは不公平」と、トムはE! Newsに対し語っている。「そこのところのバランスを少し回復しようということだよ」

10月全米公開予定の、ギレルモ・デル・トロ(Guillermo del Toro)監督作品の『Crimson Peak(原題)』では、トムはチャーリー・ハナム(Charlie Hunnam)とジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)などと共演。過去と決別するために幽霊屋敷のような館を訪れる女性作家を巡る物語であり、ゴシックホラー的なこの映画の雰囲気は、スクリーン上でヌードになることにトムが抵抗を感じない内容だという。

「裸になることにこだわりはなかったよ。ゴシックロマンスには、死の恐怖とか暴力の脅威に加えて、官能という要素が常にあると思うからね」と、トムは述べた。。

「暴力がとても多く登場する作品だからこそ、バランスを取るために官能性のほうを高めておく必要があるんだ」

デル・トロ監督には、『パンズ・ラビリンス』や『ヘルボーイ』など、ビジュアルの美しさで名高い作品が多い。トムにとって、同監督と一緒に仕事が出来るのは大きな喜びだったという。

「この映画はまったく美しいものになった」と、これはエンタメサイトVultureに対してトムは語った。「少なくとも、ぼくが出演した映画の中でもっとも美しいよ。ゴシックなおとぎ話であり、とても完全なつくりになっている。まるで絵画のようで、演じるぼくたちが溶けこんでいくひとつひとつのフレームは、おそらくギレルモ・デル・トロにしか想像できないものだと思う」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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