GLAM Editorial

2015.09.24(Thu)

スーザン・サランドン、訪米中のフランシスコ法王の身を案じる!

スーザン・サランドン

米女優のスーザン・サランドン(Susan Sarandon)は、現在アメリカ合衆国を訪問中のローマ教皇フランシスコ猊下(Pope Francis)が暗殺される惧れがあると懸念している。

カソリック教会の第266代の指導者は、地球温暖化の脅威を軽視する見方を厳しく公に批判し、アメリカとキューバの外交関係が再開されるにあたっても重要な役悪を果たしたこと知られている。カソリック教会の基本的な教えのいくつかは守りつつも、進歩的な考えをフランシスコ法王が示していることで、彼の生命を狙う者たちが現れないかとスーザンは不安なのだという。

「彼が暗殺されはしないかと考えてしまう。法王は、教会のシステムに対して、かなり大がかりな大掃除をされていますからね」と、スーザンはNew York Daily News紙に対して語っている。

「今の教皇さまは大好き。謙虚でおられるし、宮殿で贅沢な暮らしをされるという方ではない。ふつうのひとびとのための法皇さまでいらっしゃってくれている」

アメリカの政治といえば、次期大統領選の候補者を各政党が決める予備選が現在たけなわだ。共和党では、お騒がせセレブ富豪のドナルド・トランプ(Donald Trump)が世論調査によれば他の候補を引き離してトップに立っている。これについて、スーザンは特に驚いていないのだとか。

「ひとびとは、本音で語ってもらえることに飢えているのだと思う。トランプは、自分の主張していることの意味が全然分かってはいないのだけれど、『何もかもがひどい状況だ。既存の政治メカニズムはもう飽き飽き、これまでの政治には飽き飽き』だというひとたちに訴えかけるのに成功している。共和党が、そんなトランプを候補として最終的にどう評価するのか興味深いわ」

政治的・社会的な活動家にも熱心なことで知られるスーザン自身は、現在のところ民主党の予選に出馬して善戦しているバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員を大統領候補として支持している。サンダーズ議員がリベラル過ぎて当選は難しかろうという声も依然強いが、スーザンはサンダーズが勝利するチャンスは十分大きいと見ている。

「オバマ大統領についても同じことが言われた。『彼は当選しっこないよ』というのは、政治に対する最も怠惰な態度になってしまう。いずれにせよ、予備選での討論に今まで期待できなかった視点をかなり持ちこんでくれるのは間違いないわ」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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