女優のジュリア・ロバーツ（Julia Roberts, 47）は、人気歌手のテイラー・スウィフト（Taylor Swift）のコンサートでゲスト出演した時のことを、「幽体離脱」体験だと考えている。
ジュリアは8月15日、カリフォルニア州サンタクララのリーバイス・スタジアムで行われたテイラーのコンサートに、双子のヘイゼル（Hazel, 10）ちゃんとフィニアス（Phinnaeus, 10）君、それにヘンリー（Henry, 8）君の3人の子どもたちと一緒にサプライズで登場した。テイラーにステージに上がるように促されたオスカー女優のジュリアは、心の準備ができていなかったものの、むげに断ることはできなかったようだ。
「（事前に知っていれば）髪を洗っておいたのに。ポニーテールとレギンス、テニスシューズ姿だったの。いいえウソよ、彼女はコンサートの前に言ってくれて、やさしいところを見せてくれた」とジュリアは米エンターテイメント情報番組「Extra」とのインタビューで語った。フォーク歌手のジョーン・バエズ（Joan Baez）と一緒にテイラーのステージに立った瞬間は圧倒される感じがしたとも話している。
「まるで幽体離脱したみたいで、ステージに立った瞬間から後のことは何も覚えていないくらい、すごくシュールな体験だった」
ジュリアはテイラーのやさしさと心の広さに感銘を受けたという。年下のテイラーは、自分や子どもたちをまるで家族のように扱ってくれたようだ。
「子どもたちにとてもやさしくしてくれたわ。子どもたちはコンサートに行くのが初めてで、彼女の大ファン。曲の間にステージの上でダンスしてとお願いされた時、子どもたちにどうしたいか聞いたの。『ママ、やらなきゃダメ』と言われたわ。末っ子も『ママがやりたいというのが条件』って言うの。すごくいとおしかった！」とジュリアは熱く語った。
テイラーはこの夏、「1989」ワールドツアーでジュリア以外にも大勢の有名人をステージに引っぱり上げている。これまでにジョン・レジェンド（John Legend）やアラニス・モリセット（Alanis Morissette）、エレン・デジェネレス（Ellen DeGeneres）、ウーゾ・アブダ（Uzo Aduba）、メアリー・J. ブライジ（Mary J. Blige）、フィフス・ハーモニー（Fifth Harmony）、リトル・ミックス（Little Mix）、フェッティ・ワップ（Fetty Wap）、ジェイソン・デルーロ（Jason Derulo）、ロード（Lorde）、ザ・ウィークエンド（The Weeknd）、ニック・ジョナス（Nick Jonas）など、50人以上の有名人をステージの上に招待している。
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