英人気歌手のレオナ・ルイス(Leona Lewis、30)は、2006年にリアリティオーディション番組『The X Factor UK』に優勝してデビュー。順調に人気歌手の道を歩み続けて、先週金曜日には5枚目のアルバムとなる『I Am』をリリースしている。
そんなレオナだが、昨年にはツイッター上で、自分は「もの凄い成功」を味わったものの、憂鬱になる時もあったとする書簡を世間に公開してファンを心配させた。しかし、現在では、自分の感情を制御して、いろいろ厳しい時にも冷静でいられるようになったという。
「そうね、むかしは誰かにネガティブなことを言われると、それを間に受けてしまうことがあったのだけれど、そういうひとたちはわたしのことを個人として知っているのではないことに気が付いたの。そのおかげで、そういう批判には違う心構えで対処が出来るようになった」と、レオナはOK!誌英国版に対して説明した。
「いまは前ほどストレスを受けないし。他人が自分をどう評価するかに自分の価値を見出さなくなった」
昨年のツイート後、レオナは、誤解を招かないよう、欝病に苦しんでいる訳ではなく、単に気分が大きく落ち込むことがあったのだと補足説明する必要があった。「The X Factor UK」時のレオナのイメージである、元気でニコニコしている女性という面ばかりもっぱら見ないで欲しかったのが、書簡を公開した理由だったようだ、
「欝病になったのね、と多くのひとに言われたり、あるいは欝病ですかと訊かれたりしたけれど、そういうことでは一度もないの」とレオナ。「ただ、他のひとと同じで、わたしも感情のアップダウンがちゃんとあるということ。何だか、わたしのハッピーな一面ばかり皆が見ているような気になってしまって落ち込んでしまったの。そうじゃない部分もあるから」
新譜の『I Am』には、これまでのアルバムに比べて、彼女が様々な面で精神的に強くなったことが反映されているとレオナは語った。
(C) Cover Media
※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。