TVタレントのケリー・オズボーン(Kelly Osbourne, 30)が、人気芸能レポーター、ジュリアナ・ランシック(Giuliana Rancic, 41)を恥知らずの「ウソつき」とこき下ろしている。
ケリーは2月、米人気番組「ファッション・ポリス」のホスト役を降板した。同じくホスト役のジュリアナがアカデミー賞(R)授賞式で歌手のゼンデイヤ(Zendaya)が見せたドレッドヘアについて人種差別と受け取られかねない発言をしたことがきっかけだった。ジュリアナはゼンデイヤの髪が「パチョリ油」あるいは「マリファナ」のにおいがしたと指摘した。
ここへ来てケリーはジュリアナに対して直接攻撃を仕掛け、_ニセモノだと切って捨てた。
「ジュリアナを好きだと認めることはありえない。なぜならそうじゃないからよ」とケリーはエンターテイメント情報サイト「The Wrap」に語っている。「良い人なわけがないどころか、ウソつきだと思っているわ」
ケリーが「ファッション・ポリス」を降板すると、しばらくしてキャシー・グリフィン(Kathy Griffin)もそのあとに続いた。人気者だった司会のジョーン・リバース(Joan Rivers)が2014年9月に亡くなったことで、同番組は視聴率の低下に直面していた。
「ファッション・ポリス」は8月30日、米「E!」で放送が再開し、ジュリアナとブラッド・ゴレスキ(Brad Goreski)、メリッサ・リバース(Melissa Rivers)がアンカー役を務める。
番組に再び出演する考えはあるかと質問されると、ケリーは自分の立場をはっきりと明言した。
「ある特定の人たちがいないならね」とケリーは吐き捨てた。
しかしケリーはブラッドとメリッサのことは全力でサポートしている。
「ブラッドはファッション界で最もすばらしい人の1人。死ぬほど面白いわ」とケリーは語っている。「メリッサが参加したことはとても嬉しいし、番組が長続きしてほしいと思っているわ。私が前に進む時が来ていただけのことよ」
ケリーはファッションデザイナーをメインとしたリアリティ番組「プロジェクト・ランウェイ」のスピンオフシリーズ「Project Runway Junior」でテレビに復帰する。同シリーズは14歳から17歳という若手デザイナーの才能にスポットを当てる。
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